中年おじさん ClubMed KABIRA に滞在する | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

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(中年おじさん、滞在型リゾートを体験する)
女房殿の強い要望で、「ClubMed KABIRA」というリゾートホテルでの「滞在型バカンス」なるものを体験しました。
そのホテルでは「オールインクルーシブ・システム」で殆どの遊び~
シュノーケリングにウィンドサーフィン、テニス、プール、アーチェリー、空中ブランコetc.から食事まで~
その敷地内で遊び、食べ、寝る限り支払料金に組み込まれている、というものです。
一見割高に感じますが、遊びの都度…ビーチパラソル1日1000円、シュノーケリング道具一式2000円とか、いちいち料金を取られるのを考えると、どちらがお得か分りません。

料金前払制なので、貧乏人にとっては財布の中身のことは忘れて(事前の十分な資金計画はお忘れなく!)遊べます。
少しでも多く遊ぼうと分刻みでハードなスケジュールをこなしていく家族もいたりします。
一方で、プールサイドでゆったりと読書、という楽しみ方も自由です。
普段やりたくても出来なかったことが出来てしまうのがいいです。
カヤックやシュノーケリングは興味あっても楽しむ機会を作れず、慢性的な運動不足おじさんになっていたのが、目の色を変えて、年甲斐もなく滝壷にダイビングしたりしているのです。

ランチタイムもディナータイムも楽しい。
料理はバイキングシステムで、時間の制約もなく、他の家族やホテルスタッフの皆さんとテーブルを囲んで懇談しながらの食事は実に有意義です。
一番の納得事は、子供の遊びのハード&ソフトが充実していることです。
施設の内容を具体的に説明するのは割愛しますが、これだけ子供達を満足させることができるのは、そのホテルの「思想」がしっかりしているからだと思います。
大人と子供の世界の違いを認識し、それぞれの遊びを蔑ろにしない、というスタイルは、日本にあっては稀有な存在だと思うのです(フランスの企業です)。
       
子供達は本当に楽しんだようです。親をほったらかしにして3日間興奮状態。


(おもろうて やがて悲しき 休暇かな…)
話が長くなりましたが、私が言いたいことはこれからです。

この間、外界との接触は殆どありません。
マウンテンバイクで約1時間のサイクリングに出掛け、農作業中のおじさん、おばさんに挨拶したくらいです。
折角高い料金を前払いしていて、その上にこれまた高いオプション料金を払ってまでして独自行動をとるには中々勇気が必要です。

で、ここは石垣島。同じ日本でも、沖縄本島より台湾の方が近いのです。滅多に訪ねることのない亜熱帯地方。
マングローブの森、水牛、八重山ソバ、揚カマボコ、民家を守護するシーサー・石敢當etc. 
この石垣島滞在中、そのいずれもがお預けとなり、私にとっては何とも中途半端なバカンスとなってしまいました(一方の妻・子供は大満足だったのですが)。

早い話が、認識の違い~
目的意識の持ち様で、満足したり、中途半端な思いをしたり…。
少なくとも私にとっては、もっともっと「素の石垣島」を堪能したその後で、「町内のプールへちょっと出掛けてくる」という感覚で臨むべきリゾート(少々値の張るプールになりますが)だったのだと思います。
あぁ勿体無い。