「米軍基地」の中を歩いても、「摩文仁の丘」を回っても、「観光地巡り」の波に浸ってしまうと、真理は見えなくなります。きっと。
「観察する」という強い意識が必要です。
例え土産物を買い漁って店の中を徘徊していても。
「国際通り」の一本裏の通りを歩き回ったら、見事に道行く人々の種類(?)が変わりました。
そこには濃厚な生活空間が存在しています。
昔「ニューパラダイス」というダンスクラブがあったことに由来する名称を持つこの通りは、小洒落た小さな喫茶店、雑貨店、工房やバーとかが点在しています。
最近の新しい店もありますが、どれもが強烈な太陽光線を浴びて枯れたような風情の店構えになっているのでとても趣があります。
この通りの中ほど、「緑ヶ丘公園」近くに「ちんだみ工房」という三線店があります。
そこの三線体験教室でご一緒した女の子一人、弦楽器の操作は私同様ド素人なのに一棹3万円のものを潔く購入した思い切りの良さに感心~
この彼女、沖縄生活を目論み本土の仕事を退職し、明日が某ホテルの就職試験なのだそうな~
その行動力は快哉。
工房の店主は「こんな子なら、きっと成功するよ」とえらく気に入っていたのに、私はつい嫉妬してしまいました!
この通りに沿って「緑ヶ丘公園」があります。
子供達、親子連れ、お婆さん達に若者達まで、暑い昼下がりの中、皆が木陰で涼を求めていました。
暑い日差しの下でもウロウロしているのは、観光客だけです。
(既出)
HP「沖縄の話をしよう!」へ(http://2nd.geocities.jp/lmeg_mamo0821/)