風が強く、前日まで無理と言われていましたが、何とか近距離だけでもと、座間味阿真ビーチから時間にして約30分程の安慶名敷島への行程となりました。
山梨から社員旅行で来たおじさん達と行動を共にしました。
タンデム艇4艘に分かれて順次ビーチを後にしたのですが、私達父子と一緒にスタートしたおじさん組があっと言う間に転覆してしまいました。
波の荒い中、一人は直ぐカヤックに取り付きましたが、もう一人の方は泳ぎが不得手らしく浮力を喪失したように沈んでしまったのです。
ライフジャケットは装着していたにも関わらずです。
何故?
ライフジャケットを装着したら必ず自分の体にフィットするよう調節しなければなりません。
フィットしていなければ、ジャケットは必ず浮くけれども、その中の人体はジャケットと別行動を取る事になるのです。
そのおじさんはジャケットをフィットさせなかったため、体は沈む、ジャケットは浮くで、首が絞まり呼吸困難でパニックに陥ってしまったのでした。
結局そのおじさんはカヤックへの恐怖心でそれ以上搭乗できなくなり海上散歩は断念してしまいました。
その光景を目の当たりにした私達父子は、改めてライフジャケットの効能と危険性を思い知ったのでした。
皆さん~
たかがライフジャケット、されどライフジャケット~
疎かに扱うことは許されませんよ…
(既出)
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