「その本は」 | なんてことない愛しい日々よ

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なによりも大事なのは日常

おばんですやや欠け月



節分も終わりましたね節分

毎年この時期にはブログタイトルを変えてるんですが、思いつかないので一旦このままでモグラ





んで、両方好きな作家さんのコラボ本です。


あ、ちょびっとウソかな?

又吉さんは視点とか感覚に惹かれるものがありますが、作品はそんなに読んでないです。

ヨシタケシンスケさんは100%好きです。






主人公がまったくもって本人たちでした爆笑






あらすじ

ある国に本の好きな王様がいました。

王様は年寄りで目が悪く

もう本を読むことができません。


王様は2人の男を呼んで、

世界中をまわり「めずらしい本の話を知っている者を探し出して、話を聞いてきてくれと言いました。






お金を貰った二人はそれぞれ旅に出かけ

一年後に戻ってきて、もう起き上がることが出来なくなった王様の枕元でひと晩ずつ、かわりばんこに聞いてきた本の話をしたのでした。



まさに、一夜ずつ交代でそれぞれのスタイルで話をしていくんですよね。



又吉さんのは読んでると、ポーカーフェイスで関西弁で語る様子が見えてくるよう。


ヨシタケシンスケさんは挿絵もそのままにヨシタケワールドでクスッと笑わせてくれます。


前半は完璧にヨシタケさんが冴えてて、又吉さんの話には乗り切れなかったんですが、


第7夜竹内春と岬真一くんの交換日記の話にはグッと悲しいきてしまいました。



王様は2人の話に満足して亡くなります。

満足ならなんの問題もないやんけと思うのですが、

この後におちがあるんですよ・・・フフフッキメてる




2人のファンの方はぜひ手に取って

ご覧くださいな。