他人の不愉快な激情の扱い方 | bottirikoのブログ

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自分や家族のため、社会のために働く人をサポートするカウンセラーのブログです。

お仕事をしていますと、不運にも他人の激情と遭遇して、

不愉快な思いを引きずってしまうことがあります。

 

あなたの発した一言で、あるいはちょっとした行動で、

何が気に障ったのか感情を爆発させて怒り、怒鳴る方が

いますね。ムキーッ

 

それだけならまだしも、権限を乱用して常識外れの

命令を言い出す。こういう方は、人生は自分の要求に

従うべきという不健全な信条を持たれています。

 

組織としては厄介な人ですが、大抵の組織は

彼を宥めたりして、事を丸く収めようとします。

 

そうです。怒らせたあなたが悪いのです。

となって、あなたはご自分の意に反して謝るという行動を

選択せざるを得なくなります。ぐすん

 

 

事は丸く収まりました。けれど、あなたの心は

怒りや罪の意識を感じたりして収まりません。汗

 

罪の意識は心理的暴君です。

罪の意識が湧いたら、

すぐさま一掃してしまいましょう!

 

 

本当は、激しく怒っている人を宥めたり、その人の

怒りを何とか鎮めようとするのは、その人を甘やかし

悪くさせていくだけなのです。ニヤ

 

何故なら、その人自身のものの観方、考え方が

彼の激情を引き起こしているからです。

決して、あなたの言動のせいではありません。

 

でも、そういうことは伝えにくい現状ですよね。

 

 

そういう場合は、今、あなたの心の中に起きている

あなた自身の反応を理解しようと努めてください。天使

 

相手の怒りに対して、自分も怒ろうとしているか、

あるいは、相手を宥めて怒りを鎮めなくてはと焦っているか、

自分が悪いのかもと罪の意識に捉われようとしているのか。

 

自分の心の反応が理解できたら、あなたの心は

落ち着くことができます。(できれば、何故このような反応を

するのかも考えられると良いでしょう。)天使

 

そうして次に、あなたは自分の心の反応に身を任せることを

拒否しましょう。

 

そうすることで、相手の怒りの問題はその人自身の問題として

残ります。激情を解決するのは彼自身の問題となります。

 

他人の問題を自分の問題として引き受けなければ、

あなたの心が乱れることはありません。ニコ

 

 

せめて、心だけは、不愉快な思いに引きずられませんように。天使