市道や国道の街路樹は景観を彩り、暑さをしのげる日陰を提供してくれます。
有難い面がある一方で、落葉樹は自然の摂理で落葉が始まる時期があります。
その時期には、近隣の住民は多大の時間と労力を費やして落ち葉の掃除をします。健康状態に影響を受ける人もいます。
過去に、市も国も住民からのクレームを受けているはずです。
『掃除をしてもきりがない。何とかして欲しい。』という声を受けて、あなたの市や国は、どのような対応をしてくれたでしょうか?
① 「落葉樹だから落ちるでしょう。」
② 「それは大変なご苦労をおかけしました。対処していきます。」
どちらの回答を受けましたか。
①の回答をした国は、酷暑の今年も鬱蒼と枝葉を繁らせ、葉が壁となって台風と戦い根こそぎ倒れています。
繁り過ぎて充分な水分補給のできない木々は、6月という早い時期から落葉を始めて生命維持を頑張っています。
そして、現在、2か月くらい早い落葉まっさかりです。
②の回答をしたT市は、夏場に入る前に、繁茂しすぎないように枝葉を剪定して樹形を整えました。
この違いは、自分の仕事を「感情」でやっているか、「心」でやっているかの違いだと思います。
街路樹の良さを損なわせない、住民の負担を軽減して労力をねぎらう心。
その心を、街路樹管理担当者が大事にして仕事ができるかかどうか。
