削れる、欠ける音が聞こえた。

自分が発する言葉で。自分が思う内容で。

思うだけと、活字にすること、言葉にすることの差はこんなにも重みがある。

知らぬ間にこーやって少しずつ、少しずつ自分の心を削って、傷つけて、そーやって過ごしてきたんやなって、気づいた。

自分を大事にしてあげてって、何人かに言われたことがあるけど、こーゆーことなんかな?って。

あたしは気づかぬうちにあたし自身を傷つけてきて、周りはそれに気づき、痛々しいと警告を投げかける。

たぶん、その繰り返し。

大丈夫。大丈夫。って言い聞かせるたびに、心がすり減って行ってたのかもね。

ほんまに、大切にしてあげよう。あたしは、あたしを。
一度狂ってしまうとこんなにも簡単に色々が崩れて行くのかと驚く。

そして、思いの外疲れている自分に気づく。

自分の汚さとズルさに気づく。

つくづく自分勝手だとは、気づく。

もう引きもどせないのにね。今更。

時々とてつもない不安に襲われる。怖くなる。

そして突きつけられる。

どこにも行けずにふらふらと浮遊して、どうするんやろう?

このイライラも、この不安も、この寂しさも全部全部偽物なんかな?

嫌な奴。

嫌な奴にどんどんなっていってる気がする。

全てを委ねすぎて、預けすぎて、本来の作り上げてきた自分自身が何処かに行ってしまいそうなぐらい、不安定になってきてる。

そろそろ潮時ですかね…。

すれ違い出すと、なかなかうまくいかないものです。
ほっとけないタイプなんでしょう。

えぇ。それは、もう昔から。

ただ、相手にもよるけど、あたしも素人なので、嫌気がさす時もある。

別にあたしは光なんかではないのに、そー見えるのか、寄せ付けてしまう傾向にある。

散々の陰を背負ってやっとここまできたし、色々見出してきた。

不器用な人間はいつまでも不器用なまんま。

生きるのが下手でも、生きてる限りは活きて欲しい。

闇から抜け出せなくても、一人ではないはず。

それをちゃんと思い出して欲しい。

一人で生きてるって思い込んでしまう気持ちもわかるよ。もちろん。

でも違うからね。あなたはいろいろな人たちにこれまでも、これからも支えられて生きて行く。

思い上がらないでほしい。一人だなんて思わないでほしい。

引きずり込まれる前にちゃんと手は差し伸ばすから、しっかりと握って、離さないでね。

あとは、あなた次第。

もがけばいい、苦しめばいい、生きていればなんとかなるよ。

生きていれば……




ね。

なぜそこまで堕ちているのか、あたしにはわからないけれど。

てゆーか、あなたの事なんて、何もわからないけど。

でも、ほってはおけない。

そーゆー人間がここにいるってこと、わかっててほしいかな。

それがなんの救いにもならないかもしれないけれど。

今を乗り越えるしか方法はないと思うから。
なんか、今日は、ちょっと変な感じ。

喪失感と言うか、虚無感と言うか…何と言うか…

自分自身の身の振り方を適当に考えすぎで、勢いで生きすぎてて、たまについていけなくなる。

自分がわからなくなる。

何人かあたしの中におるんちゃうかって、すごく不安になる。

記憶も曖昧で、夢か現実かもわからない。

ただ、鮮明なのは感情で。そこには逆らえない。

中途半端に優しいだけで、途中でいつも匙を投げるのは悪い癖。

頭の中お花畑になれへんかな?

グルグル無駄なこと考えるせいで、変な感じになってる。

罪悪感と、劣等感と、猜疑心の塊。

自分自身が情けない。そして、自分自身に対して恥ずかしい。

あたしはただ、普通に幸せになりたいだけ。

それだけ。
もし、あたしがね、あなたと一緒に住むことになったら………なんて、最近考えてしまう。

そして思う。

どんどん貪欲になってきている。そんな自分に一瞬だけゾッとする。

いつもいつも側にいるけど、どこか遠いから、何も掴めないし、何も触れらてない感覚に陥る。

どっぷりと顎までつかってしまってて、もうすぐ溺れてしまいそう。

少し前に、あたしは理性をなくして、意識を失った。

それはそれは悲痛な叫び声で叫んでいたと言う。

あたしには記憶はない。

その話を聞いて、まずいと実感した。

あたしの中で確実に何かが壊れ始めてる。それは、あたし自身かもしれない。

もしそうだとしたら、行き先は、結末は…

同じような事になってはいけない。絶対にならない。

もっとあたしは、あたしを大切にしてあげないと。

たまには甘やかせてあげないと、いけないのかもしれない。