もし、あたしがね、あなたと一緒に住むことになったら………なんて、最近考えてしまう。
そして思う。
どんどん貪欲になってきている。そんな自分に一瞬だけゾッとする。
いつもいつも側にいるけど、どこか遠いから、何も掴めないし、何も触れらてない感覚に陥る。
どっぷりと顎までつかってしまってて、もうすぐ溺れてしまいそう。
少し前に、あたしは理性をなくして、意識を失った。
それはそれは悲痛な叫び声で叫んでいたと言う。
あたしには記憶はない。
その話を聞いて、まずいと実感した。
あたしの中で確実に何かが壊れ始めてる。それは、あたし自身かもしれない。
もしそうだとしたら、行き先は、結末は…
同じような事になってはいけない。絶対にならない。
もっとあたしは、あたしを大切にしてあげないと。
たまには甘やかせてあげないと、いけないのかもしれない。