東京ムジーククライスの演奏会に初めてお邪魔した。同合唱団は「バロックや古典・ロマン派の宗教曲、とりわけ J.S. バッハの作品の研究、及びその演奏活動を目的に設立された合唱団、音楽団体」とのことで、これまでご縁のない合唱団だったが、たまたま同志社混声合唱団(東京)で一緒に歌っていた Y中君が所属されており、わざわざ招待状を送ってきてくれた。
演目は J.S. バッハ作曲の「カンタータ第4番『キリストは死の縄目につながれたり』 BWV4」、「モテット『来たれ、イエスよ、来たれ』 BWV229」、「ミサ曲 イ長調 BEV234」で、いずれも初めて聞く曲で、ドイツ語の歌詞には理解が及ばなかったけれど、芯と張りのある美しい歌声がホールに響き渡り、うっとりしてしまった。20代、30代の団員しか居られないようだから、なるほど、声も若々しい筈だ。
又、指揮者の渡辺祐介さん始め、ご出演の歌手やオーケストラの中にはバッハ・コレギウム・ジャパンで活動されている方が居られることが分かり、バッハを愛する皆さんが揃うと、こういう迷いのない演奏になるのかと思った。ムジーククライスはドイツ語で「音楽の輪」という意味らしいが、まさに、その名に相応しいステージだったと思う。




