高校の同窓会に参加した。


総勢14名、内、京都からの参加者が2名。今回は美人の誉れ高かった同級生が3名参加するということで、明らかに男性陣のテンションが高く、大いに盛り上がった。


何名かの同級生が卒業後の生活や近況につき話した。


タクシー会社を経営する同級生は、タクシー事業から福祉事業が生まれ、今なお発展中であると話す。銀行マンと結婚した同級生は、ご主人と共に中国に赴任していて天安門事件に遭遇したという。公務員の同級生は行政刷新に伴う事業仕分けで待遇が悪化したと話し、別の同級生は定年が65歳まで延長になったと話す。


社会に出て33年、そういう同級生が14人集まれば462年の人生になるんやから、いろんな話が出てくるのは当然だろう。それでもこうして集えるということは、本当に幸せなのだろうと思う。


一人だけ、孫が生まれた友人がいた。携帯に写真が入っていて、それをみんなに見せる。可愛らしい男の子で、「最近笑うようになったんや」とその友人が嬉しそうに話す。かと思えば、2度目の結婚で子供を得た友人は、「下の子は未だ小学校4年生なんや」と話す。「それは大変やなぁ」と誰か言うのかなと思ったら、いっせいに、「えらい小さい子やな・・・おい、こらっ、嫁はん、一体いくつや」とそちらの方にツッコミが入る。これも同級生ならではのことか。


それぞれがオリジナルの人生を歩んでいる。

わたしもそうありたいと思う。


ボルネオ7番のブログ-hana

今週は中小企業のオーナー社長さんとお話する機会が何度かあった。

皆さん、年齢も業界も売上規模も異なるのだが、いくつか共通点がある。


●元気

●明るい

●人の話を真面目に聞く


元気で明るい人は一緒にいて楽しい。更に、話を真面目に聞いてもらえると、こちらとしては嬉しくなり、ますます熱心に話すようになる。今回はたまたま新しいビジネスにチャレンジされませんか、というご提案をお持ちしたのだが、その答えも共通していた。


●その場で「やります」と答を出す。

●「ボルさんのお薦めだからやるんですよ」と言う。


ボルさんのお薦めだから・・・は私へのプレッシャーだが、気分は悪くない。上手い!しかし、「検討させて下さい」というプロセスが飛ぶと、さすがに薦めていたこちらがちょっと不安になる。そこで、思わず、「そんなに早く決めて大丈夫なんですか?」と尋ねてしまう。


驚くべきことに、これに対する答が良く似ている。総合すると、こういう答になっているのだ。


「最悪、●●の損で収まるでしょう。それ位では潰れません。だから、やります。その代わり、上手く行かなければ直ぐに撤収します。いいですね?その場合は、ボルさんへの大きな貸しになりますね」


中小オーナー企業の強みとは、この「乗り出す決断も早いが、撤収の決断も早い」ことにあるのかも。


それにしても、私へのプレッシャーの掛け方がホンマに上手い。もう、狙い通り、私は一所懸命やろうとしております(笑)



今朝のことだ。



渋谷駅を出て交差点に向かおうとすると、前方に白い杖を持った男性が立っておられる。歩くスピードを落として、その方を迂回して通り過ぎようとしたら、「すみません・・・」という囁くような声が聞こえた。どうやら、その男性の声のようだ。一瞬迷ったが、近寄って声を掛けた。


「どうされました?」

「早大正門行きのバスに乗りたいんです。バス停はどこでしょう?」

「私、知ってます。そのバス停から間違ったバスに乗っちゃったんです」

「そうでしたか。どう行けばいいですか?」

「ご案内しますよ」


男性は、話す間に私の右肘の辺りを左手で持たれ、私より少しだけ後ろに立たれた。そうこうする内に、横断歩道の信号が青になった。


「青になりました。渡りますよ」

「はい」


横断歩道の途中まで来たとき、紳士が突然こうおっしゃった。


「先日、駅のホームから転落した目の不自由な夫婦・・・実は、友人でした」

「えっ!?」

「まだ42才でした。いつもと違う駅に降りてしまい、勝手が違ったのでしょう」

「そうでしたか、お気の毒です」


バス停に着いた。


「着きました。間違いなく、ここに早大正門行きのバスが来ます。大丈夫ですか?」

「はい、大丈夫です。お急ぎのところ、ありがとう。助かりました」


その方はバス停に並び、私に向かい頭を下げて下さった。


しかし、そのとき私が思ったことは、「目が見えるというのは、大変な能力なんや。せやのに、パソコンばっかり見ていてええんやろか。自然の雄大さや、人の表情の美しさをもっと見ないとアカンのとちゃうやろか」という反省であった。