東大が推薦入試を検討しているらしい。

頼むから、変なことはしないで欲しい。


「東大は日本で一番の大学だ」に異議を唱える人はいないだろう。この場合の「一番」は当然、入学試験が一番難しいという、公明正大なスタンダードに基づいているからだ。


例えば、世界で一番速い男はウサイン・ボルトで、これには誰もイチャモンを付けられない。それと同じだ。100メートル走は時間を競うのであって、これがもし走る姿の美しさを競う競技なら、一番を決めるのは大いにややこしい作業になる。


ニュースによれば、目的意識や学習意欲が希薄な学生が多く、「日本の大学の頂点に立つ東大もタフな人材育成という観点から学力偏重の入試を改めるべき」という意見があるんだそうだ。もっともらしく聞こえるが、私はおかしいと思う。


学力以外の観点から学生を選抜できるのは、建学の精神や校祖の理念が脈々と受け継がれている私立大学の専売特許だろう。又、「日本の大学の頂点に立つ」と言い放つことができるのは、文句の付けようがない学力偏重があってのことだからだ。


(続く)


ボルネオ7番のブログ-ラベンダー
(東大駒場キャンパスに咲いていたラベンダー)

東京都議会の仕事は次の通りだ。


①議決:

知事や議員から提出された議案を審議し、その可否を決定する。


②予算:

収入と支出を見積もる。予算の提出は知事が行い、都議会がこれを議決して初めて事業を進めることができる。


③条例:

東京都の法律に当たる条例は都議会により定められる。


④契約:

9億円以上のお金が動く契約は都議会の議決なしに結べない。


⑤人事:

副知事、公安委員会委員、教育委員会委員など重要人事には都議会の同意が必要。


⑥意見書:

都民生活に大きな影響を及ぼす案件に関しては、国会や行政庁に意見書を提出する。


⑦決議:

政治的な効果を期待して、都議会の意思を内外に明らかにする。


これを読む限り、都議会議員の役割は東京都民の生活を守ることで、どこにも国政を語れとは書かれていないから、漣舫さんの言い分が正しいように思う。安部首相の「準国政選挙」の「準」は世間の空気を利用しようという少し乱暴な試みかも。


例えは悪いが、ラグビーで今まさにスクラムを組もうというフロントローがその後のBKの攻め方について語ったところで意味がない。なんたって決定権がないんだから。それと同じで、都議会議員には、東京都のことを真面目に考え、行動してくれる人を選ぶべきなんだろう。

大学の後輩が東京都議選に立候補する。現職の都議だが、逆風というより暴風に吹き飛ばされた観のある民主党の所属だから、当然、苦戦が予想される。その後輩が総決起大会を開くというので、とにかく参加者は一人でも多い方が良かろうと、先週の土曜日、雨の中を会場に急いだ。


幸い、開会時間が近付くにつれて人が増え、最初はこんなに広くて大丈夫かと心配していた会場もほぼ満席となった。後輩は正義感と情熱のかたまりのような男だから、任期中にその人柄が愛され、親しまれるようになり、今や多くの支持者を得ているのだろう。良かった!(^O^)/


開会宣言の後、応援にきておられた参議院議員の漣舫さんが挨拶に立たれた。例の「事業仕分け」で辣腕を振るった方で、「2位じゃいけないんですか?」という発言がテレビで繰り返し報道されたが、多分、そこには誤解もあったろう。その漣舫さんが安部首相を次の通り批判された。


「安部首相は、東京都議選を『準国政選挙』と位置付け、今までの政権が進めてきた政策、特に経済政策の是非を問うとおっしゃっているんです。これはおかしくありませんか?都議選と国政選挙は全く別物です。なぜなら、東京のことを考え、東京のために行動する都議を選ぶのが都議選だからです」。


勢いに乗る自民党としては、タイミング良く行なわれる都議選で圧勝し、更に弾みを付けたいということだろう。気持ちは分かる。しかも、私は自民党も安部さんも嫌いではない。アベノミクスには多少言いたいこともあるが、ロシアからアラブ諸国を歴訪された安部さんには拍手を贈りたいと思ったくらいだ。


しかし、漣舫さんの話を聞いている内に次第に「その通りや」と思うようになってきた。自分のことながら節操がないなぁ、と思ったのだが、要するに、私はアタマの良さそうな美人に弱いということだ。安部さん、ごめんなさい!(笑) ただ、念の為と思い、東京都議会のHPを訪ね、都議会の仕事をチェックしてみた。


(続く)