お誕生日プレゼントに又吉直樹さんの「火花」を頂いた。芥川賞を受賞した話題作で、高い評価がある反面、和田アキ子さんなどからは辛口の批評もあったようだ。さて、どんな本なんだろう。

火花

帯に「天才肌の先輩芸人と出会ったとき、すべては始まった」とある通り、お笑い芸人の徳永が天才肌の先輩芸人、神谷と出会い、その交流の中から「お笑いとは何か」を考え、悩み、時には衝突しながらもお互いの存在を頼りにして生きて行く二人が描かれている。その二人の生き様を見れば、たまたまお笑い芸人の物語ではあるが、どのように生きるのかという誰もが一度は悩んだことのある問い掛けを再びされたような気もする。

神谷は天才肌の芸人だけに鋭い感受性があり、妥協を許さない頑固さも持ち合わせている。そういう神谷は時に世の中の仕組みからはみ出すし、理解者や支援者に恵まれないことも多い。反面、徳永はいつも客観的でいられる冷静さを持ち、一言で言えばお笑いに賭ける情熱と同じ量の常識を持ち合わせているがために、なかなか殻を破れないもどかしさと戦っているように見える。

そういう二人だけに互いに惹かれ合うことになるが、そんな二人とは無関係に、世の中の流れにサラリと巧みに乗って世に出て成功する若手芸人たちが登場する。これは決してお笑いの世界だけのことではなく、私たちが生きている世界でも見かける光景のように思う。それだけに、私は「どう生きるんですか?」という問い掛けをされたように感じたのだろうと思う。

好き嫌いで言えば決して好きな範疇の小説ではないが、二人の人柄や性格、話すときの仕草や表情など生き生きと頭の中に浮かんできたから、又吉さんの表現力には素晴らしいものがあると思う。次は何をテーマに書かれるのだろう。ちょっと楽しみだ。
友人の香織ちゃんから暑中見舞いが届いた。

手書きの葉書に温かみを感じるのは、字にも間の取り方にも個性があり、LINEやメールよりその人を近くに感じることが出来るからだろう。こういう手書きの葉書には手書きで返さねばならない。そこで、中央に大きく「20✖︎3=60」と書いた葉書を出した。

20✖️3

昔、還暦を迎えた漫才師が年齢を聞かれ、「還暦とちゃうがな。3度目の成人式を迎えたんや」と言って笑いを取っていたように記憶するが、実際その年齢になってみると、笑い事ではなく、60歳を迎えたというよりは3度目の二十歳を迎えたと思った方がしっくり来るようにも思う。

これは多分、成長を遂げたという実感が乏しいことと、もう一つ、あまりに世の中の変化が激し過ぎて過去の経験や学習が生かせないことに気付かされ、確固たる自信が持てないからだ。ならば、「二十歳を迎えたばかり」という謙虚な姿勢の方が却ってしなやかに生きられるようにも思うのだ。

問題は体力だ。こちらは「二十歳を迎えたばかり」の頃にはとても戻れないから、二度目の二十歳の頃を目指そう(笑)それから、私の不得意な分野だが、周りの人に対する配慮や愛情、寛容の精神は流石三度目の成人式を迎えた人は違いますねと言われるようになろう('-^*)/ そして、虎視眈々と元気な4度目の成人式を目指そうではないか(笑)
The villagers were very sad that there were no monkeys left for them to sell @ 1000 rupees each. Then the merchant's employee told them that he would secretly give some monkeys @700 rupees each. This news spread like wild fire. The next day villagers made a queue near the monkey cage. The employee sold all the monkeys at 700 each. The rich bought many monkeys. The poor also borrowed money from financiers and bought few monkeys. The employee sold all the monkeys @ 700 rupees each. The villagers took care of their monkeys & waited for the merchant to return. But nobody came. Then they ran to the employee, but he had already left. Then the villagers realised that they had bought the useless & stray monkeys @ 700 each.

村人たちはそれを聞いても喜べなかった。なぜなら1000ルピーで売れるはずの猿がもう一匹もいなかったからだ。と、商人の部下が内密に猿を700ルピーで譲っても良いと言うではないか。この噂は野火のように広まり、翌日には猿の檻の前に村人たちの行列ができて、商人の部下は全ての猿を700ルピーで売り払った。金持ちは多くの猿を買い、貧しい者たちは金を借りて数匹の猿を買った。そして、村人たちは猿の世話をしながら商人を待ったのだが一向に戻ってこない。そこで、村人たちは商人の部下の元へと向かったが、彼は既に引き払った後だった。その時になって、村人たちは初めて何の役にも立たない野生の猿を700ルピーで買ってしまったことに気付いたのである。

This is the business which we now call STOCK MARKET. This business has made a lot of people bankrupt & a few people rich in this monkey business.

このビジネスこそ、私たちが「株式市場」と呼んでいるものである。このモンキー・ビジネスでは多くの人々が破産し、ごく一部の者だけが豊かになるのだ。

(ボル談:ジョークには違いないが、このような目に2度ほど遭っているので、大笑いはできなかった ^^;)