今年もバレンタインデーがやって来た。昨今は義理チョコ自粛ムードが漂うが、心優しい職場の同僚たちがチョコレートを準備し、私に持たせてくれた。
齋藤ジンというワシントンのコンサルティング会社の共同経営者が「世界秩序が変わるとき」(文春新書)という本を出している。副題は「新自由主義からのゲームチェンジ」、帯には「ソロスを大儲けさせた伝説のコンサル」、更には「中国の衰退、日本の復活」とまで書かれていたから、買わずにはいられない気分にさせられた。
読み始めたら止まらなくなってしまったが、私が生きてきた時代のことが論理的に分析され、それが平易な言葉で語られているから、なるほど、そういうことか、と納得できることが出てきた。特に、米国を覇権国家と定義し、その地位を脅かす存在が出てきた場合には迷わず叩くという説明には説得力があった。
毎日新聞の朝刊に仲畑貴志さん選出の川柳コーナーがある。ときどき覗いては、世の中にはこんなにも鋭い観察眼と巧みな表現力をお持ちの方がおられるのかと感心する。

一昨日、「秀逸」に選ばれていたのはラグビーを詠んだものだった。
「ラグビーをよくぞ呼んだぞ闘球と」
ラグビー経験者なら選手時代に味わった痛みを懐かしく思い出すのでは。この作品以外にも「上手いこと言うなぁ」と感心した川柳があった。
「同期会やっていないと思ってた」
私にも案内の来ない同期会があるかも(汗)
「賢人会照れてる人は誰も居ず」
私が呼ばれることはないだろうが、万一呼ばれても末席に座ろう(笑)
そして、私が選んだ「秀逸」は次の作品。
「あちこちを傷付け丸くなった石」
最近、「ボルさん、表情が柔らかくなりましたね」と言われる。多分、回りの人たちにきつく当たって傷付け、それを後になって気付いて反省し、少しずつ相手のことを思いやれる大人になってきたのだと思う。
まだまだ尖っていると思うので、今後は私の尖りレベルでは傷付きそうにない、タフな人を探そうと思う(笑)

