DSKクワイア(男性讃美歌研究会)でご一緒しているY野さんが出演されると知り、小平市のルネこだいら大ホールまで足を伸ばした。「メンネルコール」はドイツ語で男声合唱団のことらしいが、頭に付く「K・K」は何かと思ったら「小平・界隈(Kodaira Kaiwai)」を意味するとのこと。ひょっとすると高尚で難解なドイツ語の頭文字から取られたのかなと思っていたので、多少拍子抜けするとともに、大いなる親しみを感じた。

 

さて、開演はまだかとステージを眺めていたら、単独で出て来られたピアニストの方が行進曲を弾き始められたから、いったい何が起こるのかと思っていたら、客席の後ろのドアから団員の皆さんが入場行進して来られ、客席からステージに上がられた。なんともユニークな演奏会の始まり方に驚いたが、観客の皆さんは手拍子でそれを迎え、大喜びされていたから、小平では人気のある合唱団なんだ知った。



1st Stageはヨーロッパに伝わる学生歌の「Gaudeamus」、東日本大震災の復興を願う「ほらね」、そして早稲田大学グリークラブで生まれたという「酒頌」の三曲が演奏されたが、私は「ほらね」の響きに大人の優しさを感じ、素晴らしい演奏だと思った。東日本大震災の被災者のことを思い、何とか励ましたいと願う歌詞に共鳴された大人が揃っておられるのだと思った。

 

2nd Stageは銀色夏生作詞、上田真樹作曲の男声合唱組曲「終わりのない歌」を演奏されたが、第4曲の「終わりのない歌」が最も心に響いたように思う。この組曲は男性の切ない恋心を歌ったものらしいが、平均年齢75才の団員が歌われる第4曲の「時間をください」「力をください」という歌詞には嘘偽りのない願いが込められているようで、間もなく70才になる私も歌詞に共感することとなった。



3rd Stageには全身黒尽くめのスタイルにトップテナーは赤、セカンドテナーは黄、バリトンは緑、ベースは青のネクタイを締めて出て来られ、目にも鮮やかな登場に客席から「おぉ~」という歓声が湧いた。「そうらん節」に始まり、「昴」、「主は私の羊飼い」、「Sing Along」など7曲を演奏されたが、アカペラで歌われた「そうらん節」、途中でガラリと趣を変えて歌われた「大きな古時計」、ソロとコーラスが新鮮に響いた「明日に架ける橋」が素晴らしかったと思う。

 

以上、団員の皆さんと指揮者の下村雅人さんと観客席の皆さんが見事に一つの世界を作っておられ、普段は出身校つながりの合唱団コンサートしか知らない私にとっては、新鮮で興味深い演奏会になった。サービス精神が旺盛で、さまざまな人生を歩んでこられた方々がおられる合唱団だから、来年も驚きと笑いに満ちた演奏会を企画されるのかなと思う。

秩父宮ラグビー場での決勝戦は同志社対早稲田・・・あぁ、これが大学ラグビー選手権なら、と思わずにはいられないが、昨日、秩父宮で開催された第2回 3CHEERS GAMEの決勝戦だ。全国から18校が参加し、予選を経て最終的には同志社と早稲田が決勝戦に進出した。以下、同志社の戦績を記す。トライした選手名の前にある「S」は昭和卒、「H」は平成卒、「R」は令和卒、数字は卒業年になっている。



【予選】

同志社6-0明治

(トライ)R2足立、R3辻倉、H13長谷川、H18君島、R7村岡、R7木村。

同志社7ー0法政

(トライ)R2足立、H4春山、H14堀越、R2久保田、R7木村、R7村岡。

同志社4-4早稲田

(トライ)R2足立、R3辻倉、R7村岡、H18君島。

2勝1分で決勝トーナメント進出



【決勝トーナメント】

同志社5-2日体大

(トライ)R2中村、R3辻倉、H14堀越、R5杉山、S59竹谷。

準決勝 同志社3-1成蹊

(トライ)R2中村(2トライ)、R3辻倉。

決勝 同志社3ー4早稲田



京都がホームグランドの同志社にとってはアウェイの東京、秩父宮での戦いとなったが、予選で明治と法政を零封、早稲田とは引き分けで決勝トーナメントに進出した。そして、準々決勝で日体大を、準決勝で成蹊を破り、決勝戦に進んだ。残念ながら優勝を早稲田に譲りはしたが、ラグビーのメッカ、秩父宮で「同志社ここにあり」を力強く示してくれた。感謝。



この同志社OBの活躍を現役に伝え、奮起を促そうかと思ったが、その思いが伝わったのか、本日、静岡で行われた慶應義塾との定期戦を47対44で何とか勝利したらしい。多くの課題が見付かったことと思うが、一つひとつ克服し、大学選手権での上京を果たして欲しいと思う。



勝間和代さんの「人づきあいはコスパで考えるとうまくいく」を読んだ。「人間関係に悩んでいるなら、この本がきっと役に立ちます」と勝間さんが言いきっておられるし、やるべきことは2つだけとおっしゃるから、これは手っ取り早いかもと思い、読み始めた。



さて、やるべきことの1つは、嫌いな人や苦手な人との人間関係に時間や労力をかけるのを止め、人間関係を「コスパ」で考えようというもの。確かに、そういう方々への気遣いや対応は空振りに終わることが多いだろうから、少し距離を取った方が良さそうだ。もう1つは、人間関係を構築するための「スキル」を身に付けようというもの。すなわち、快適な人間関係はスキルで解決できるとされており、私たちを困らせる人のタイプを分類し、快適なコミュニケーションを実現するためのスキルを具体的に解説されている。さらりと読めて面白かった。

最も印象に残ったのは、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱したという「メラビアンの法則」だ。これによると、コミュニケーションの3要素に占める伝わり方を分析すると、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、これに対し、言語情報は7%に過ぎない。


すなわち、人は話の内容そのものよりも、視覚や聴覚から得られる情報によってメッセージを受け取っているとのこと。平たく言えば、饒舌かどうかより、見た目や普段の行動がモノを言うらしい。見た目が老化していく私としては、これまで以上に普段の言動に注意しなければと思った。