金曜日の朝、JR渋谷駅から山手線で品川に向かう途中、突然、眩暈がして吊り革を持っていても身体の揺れを止められず、やむなく目黒駅で途中下車した。ところが、真っ直ぐ歩くことができず、少し休もうとホームにあった立ち食い蕎麦屋の壁にもたれかかって立っていたのだが、次第にそれも苦しくなり、吐き気にも襲われ、ついにはホームに座り込んでしまった。
立ち食い蕎麦屋さんから連絡を受けた駅員さんが駆け付けて来てくれたが、もはや立ち上がることができず、駅員さんが呼んでくれた救急車で近くの病院に救急搬送された。点滴を受けながら目眩が収まるのを待ち、脳のMRI検査を受けたが、幸い異状は認められず、「耳石による目眩だろう」と診断された。
迎えに来てくれた妻に支えられ、何とか帰宅したが、3年前に額を怪我して救急搬送されてから2度目の救急車となった。体力自慢の私としては恥ずかしい限りだが、普通に真っ直ぐ歩けることの幸せを痛感する一日となった。
昨日の朝は少し気分も良くなり、散歩に出掛けてみたが、桜やつつじ、タンポポまでが色鮮やかに見えた。普段は季節を彩る花々を愛でることもなく、ひたすら前を向いて歩いていたのだろう。反省、と、感謝。



