無事に「天地創造」を歌い終えた。その興奮と感動が冷めやらず、打上げの会が終わると誘われるまま二次会にも参加し、珍しくカラオケで3曲も歌い、先ほど宿に戻ってきた。何もかもが新しい経験で、忘れられない一日になった。

先ずは腹ごしらえ。

雪景色の知恩院と東山。

疎水に掛かる赤い橋の左手に平安神宮がある。

会場のロームシアター。

設営中のステージ。

ステージから見た観客席。

開演5分前にステージに上がると、1000人を超えるお客さんで埋まった観客席が目に入り、快い緊張感に包まれた。その後、関西フィルの皆さんが入って来られ、最後に指揮者の本山先生が歌手の皆さんと共にステージに出て来られた。

大きな拍手が湧いたが、今日は拍手する側ではなく、それを受ける側だ。それから直ぐに演奏が始まったが、これも聞く側ではなく、聞かせる側だ。見る光景も220名の合唱団とオーケストラ、その先にこちらを向いた指揮者の本山先生が見え、その向こうに観客がおられるという、これまで見たこともない景色だから、それが実に新鮮で刺激的だった。

220名で歌う「天地創造」は迫力があり、これまでの練習の中でも一番出来が良かったように思う。最後のアーメンを歌った時にはホッとすると共に、もうこれで終わりかという淋しさも感じた。この気持ちを忘れず、これからも合唱を続けようと思う。
大阪で本番前日の練習があった。明日指揮をされる本山秀毅先生、ソプラノ、テノール、バスを歌われる歌手の方々、そして関西フィルハーモニーの皆さんが参加されており、そういうプロに混じって私みたいな素人がいることが不思議に思われ、最初はどうも落ち着かなかった。

本山先生からは度々注意や指示があり、その都度、参加者が楽譜にメモして行くのが見えた。なるほど、こうして本番の音楽が作られて行く訳だ。もう一度、と先生が演奏を指示されると注意された通りの演奏になるが、やはりプロは違うと思った。

八坂神社

京都に戻って来ると雪が降り始めた。雪の中に浮かび上がる八坂神社はちょっと怪しくて綺麗だった。さあ、明日は本番だ。頑張るぞ!
未だ先の話だと思っていたが、同志社混声合唱団で歌うハイドンの「天地創造」が明日に迫った。どうやら自然に気合いが入るようで、このところ朝早くに目が覚め、暗い中、ジョギングに出掛けるようになっていた。その途中で見る美しい夜明けは神様からのご褒美のようにも思え、喜んでいたのだが・・・


な、な、なんと、ジョギング中に転んでしまった(涙)  一昨年の夏に転んで以来だが、今回も思ったほどには足が上がっておらず、小さな歩道の段差につまずいたようだ。左の膝を打ち付けてしまい、何とか起き上がったが、歩くだけでズキズキ痛む。ただ、帰宅して傷を見ると、幸い、小さな傷で出血も知れている。打撲も時間薬で良くなるだろう。

ホッと安堵して、母が良く言っていた言葉を思い出した。「大難小難」だ。私がラグビーの練習で怪我をして帰って来ると、母は必ず「大難小難」と言って手を合わせ、祈っていた。本当はもっと大怪我をするところ、その程度の怪我で済ませてもらったんや、ありがたく思いなさい、という説明だったように思う。

もし、骨折でもしていたら、明日の舞台には立てなかったろう。そう思うと、まさに母が言っていた通りだ。大難小難、ありがとうございました。