昔、ラグビーをしていたからか、今でもグランドに立つと背筋が伸びてシャキッとする。今のマンションに引っ越したのも、東大ラグビーグランドが窓から見えたことが決め手になった。


その東大ラグビーグランドが改修工事に入った。人工芝の張り替えだ。

2018年2月24日

古い人工芝が取り除かれ、入念な整地が行われた。

3月8日

ロール状の新しい人工芝が運び込まれ、南側のインゴールから敷き詰められて行く。

3月10日

ハーフウェイラインを越え、22Mラインまで到達。もう少しだ。隣の芝生は青く見えるというが、本当に青くて美しい。

完成したら、ゴールポストの下に立たせてもらおう。さぞかし気分が良いだろうな。それから反対側のゴールポストまで走らせてもらおう。途中で転んだりするとグランドに失礼だから、きちんと走り込んでからお邪魔します。

沈丁花の英語名は Daphne(ダフネ)で、ギリシャ神話に出てくる女神の名前だと知った。そうと分かると、今度はどんな神話なのかが気になってくる。そこで、インターネットで調べてみたら、ヴァーチャル絵画館というサイトに以下のような紹介があった。まとめるとこうだ。

 

ある日、アポロンはエロス(キューピッド)が弓矢で遊んでいるのを見て、子供がそんなものをおもちゃにしてはいけない、とからかう。エロス(キューピッド)は怒り、金の矢をアポロンに、そして鉛の矢を河の神ペーネイオスの娘であるダフネに射る。金の矢は恋に陥る矢で、一方の鉛の矢は恋を拒む矢だから、二本の矢が二人の胸にささった瞬間からアポロンはダフネに恋をするが、ダフネはアポロンを拒否して逃げる日々が始まる。そして、逃げ切れなくなったダフネが父親であるペーネイオスのところへ駆け込み、「助けて下さい、お父様、私の姿を変えて下さい」と訴える。ペーネイオスがその願いを聞き入れると彼女の姿は変化を始め、足元から月桂樹の木になっていく。アポロンがやっと追いついたとき、ダフネは最後の心臓の鼓動を鳴らせているところだった。アポロンはダフネへの愛の記念に、ダフネの月桂樹の葉で冠を作り、生涯それを頭にかぶるようになる。

 

なるほど、そういう物語だったか。そして、これがベルニーニ作の「アポロとダフネ」像だ。良く見ると、ダフネの足からは根が生え、手からは枝が伸び、葉を付けている。何とも生々しく、アポロンの立場で見ると胸の締め付けられる思いがする。

 

 

ただ待てよ、と思う。アポロンは太陽の神様で、エロス(キューピッド)は美の神様アフロディテの息子、そしてダフネは河の神様ペーネイオスの娘だ。こんな週刊誌ネタになりそうな事件が、こともあろうか神様の世界に起こっても良いのだろうか。


多分、神様もこうして怒ったり悩んだり、思い通りにならないときも精一杯頑張っているんだから、あなた方人間も恥じることなく迷うことなく努力し続けなさい、という教えなのだろう。そう思うと少し気が楽になった(笑)


沈丁花が咲き始めた。良い香りが漂い、毎年、それにつられて立ち止まり、香りを楽しませてもらっている。春は近い。


沈丁花の花言葉を調べたら「不死」、「不滅」、「永遠」とあった。緑の葉を一年中付けているから、又、開花期間が長いからとも書いてあった。それより興味深ったのは英語名の「Daphne」で、これはギリシャ神話に出てくる女神、Daphneから取られたらしい。Daphneも素敵な香りですれ違う者を振り返らせたのだろうか。今度、調べてみようと思う。