チケットを頂いたので、メンネルコール広友会のコンサートを聴きに行った。

 

 

第1部の「現代米国合唱曲選」では英語とラテン語の宗教曲が披露されたが、最初に歌われた Sure On This Shining Night という曲がとても優しく美しい曲で、それをベテランの皆さんが静かに歌い始め、途中で少し盛り上げた後、最後は再び静かに歌い終えられたので、本当に心に染み入るような演奏になったように思う。又、2曲目の Ubi Caritas はアカペラで、途中で転調する難しい曲だったように思うが、これも最後まできれいなハーモニーで、特に最後の Amen が美しく響き、感動した。

 

第3部は男声合唱のためのヒットメドレー「YUME」と題され、昭和に愛された曲がメドレーで演奏された。私にとっては知っている曲ばかりだから、こんな歌い方があるのかというサプライズがあって楽しかった。最初に歌われた「故郷」は情景が目に浮かぶような演奏、最後の「見上げてごらん夜の星を」は独唱から始り、次第に寄り添うようにメンバーが集い始め、合唱はこうして始まったのかなと思わせる演奏で見事だった。

 

第4部 寺山修司の詩による6つのうた「思い出すために」は信長貴富さんの作曲で、元々は女声二部合唱で演奏されたとのこと。しかし、休憩時間に先に歌詞を読んだら、6曲目の「種子」など、「君は荒れ果てた土地にでも種子をまくことができるか?流れる水のなかにでも種子をまくことができるか?世界の終わりが明日だとしても種子をまくことができるか?」という男の純情を直撃するような歌詞だ。そう思いながら演奏を聞いたが、予想に反し、女声や混声でも聞いてみたくなるような美しい曲ばかりだったように思う。が、やはり、「種子」は男声が似合うと思いたい。頑固かな?(笑)