グローバルユースビューローというツアー会社主催のクラシックコンサート(第99回目とのこと)にお邪魔した。バイオリンの天満敦子さん、ピアノのヴィンチェンツォ・スカレーラさん、テノール歌手の笛田博昭さんによる共演とのことだが、不勉強な私にとっては初めて聞くお名前ばかりで、先ずはパンフレットにあった出演者の紹介を読ませて頂いた。


天満敦子さん:
東京藝術大学大学院修了。在学中に日本音楽コンクール第1位、ロン=ティボー国際コンクール特別銀賞等受賞。1993年にルーマニアの作曲家ポルムベスクの「望郷のバラード」を日本に紹介、クラシックでは異例の10万枚を超えるヒットに。以後、この作品は天満の代名詞となる。現在、東邦音楽大学大学院教授。

ヴィンチェンツォ・スカレーラさん:
米国ニュージャージー州出身。5才でピアノを始め、オペラに出会ってからはオペラに熱中し、メトロポリタン歌劇場に通う少年期を過ごす。オペラに従事したいという願望から声楽の伴奏者を志し、1980年、ミラノ・スカラ座の副指揮者兼ピアニストを務める。ベルゴンツィ、カレーラス、カバリエなど一流声楽家の伴奏者として活躍中。

笛田博昭さん:
名古屋芸術大学音楽学部声楽家を首席で卒業。イタリア留学中にコンクールで優勝、フェッラーラ歌劇場で「イル・トロヴァトーレ」マンリーコ役でイタリアデビューを果たす。類まれなる声と恵まれた舞台姿を兼ね備えたプリモ・テノールで、国内外で活躍。第20回五島記念文化賞オペラ新人賞、第50回日伊声楽コンコルソ第一位など受賞多数。

間もなくコンサートが始まり、第一部は天満さんのバイオリンにスカレーラさんのピアノ伴奏、第二部は笛田さんのテノールにスカレーラさんのピアノ伴奏という構成だったが、驚いたのは笛田さんの豊かな声量と力強くて伸びやかな歌声だ。演奏が始まる前に、天満さんから「日本にもこんなに素晴らしいテノールがいたのかと、皆さん、思われる筈です」という予告があったが、想像をはるかに超える声量と感情豊かな歌声に圧倒された。合計10曲を歌われたが、演奏が終わるたびに大きな拍手が湧いたから、皆さん、感動されたのだと思う。

とても温かい気持ちになったのはアンコールの時間だ。笛田さんへのアンコールの拍手が鳴りやまない中、天満さんがバイオリンを持参して舞台に出てこられ、「ごめんなさいね」と笛田さんではなく自分が出てきたことを謝られた。観客席からそういう天満さんのお人柄に温かな拍手が送られたが、天満さんが演奏されたモンティの「チャルダーシュ」が見事で、今度は大きな拍手が送られた。

次に笛田さんが出て来られ、天満さんのバイオリン、スカレーラさんのピアノ伴奏でプッチーニの歌劇「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」を歌われたが、素晴らしい歌声に私など溜め息をつきながら聴かせて頂いた。

最後は天満さんがスカレーラさんの伴奏で中田喜直の「夏の思い出」を 演奏されたが、車に例えれば、排気量5000ccのベンツで高速道路を時速80kmで優雅に走る、そんな余裕を感じさせる演奏だった。その余裕があるかどうかこそプロとアマの差かなと感じさせられた。大人と子供の差も、ひょっとすると心に余裕があるかどうかかも。そこまで考え、ちょっと焦った(笑)

東京校友会に「ラグビー部通信」というコラムを設けて頂き、4月に行われた関西学院大との試合から観戦記を掲載頂いている。一昨日は京産大と戦い、1点差で敗れたが、まだまだ伸び代のあるチームで勝負はこれからだと思っている。そこで、次のタイトルで投稿した。

 

ラグビー部通信「京産大に1点差で敗れ、課題が明らかに」

 

5月26日(日)、京都ラグビー祭のメインゲームとして同志社大学vs京都産業大学の試合が西京極総合運動公園にて行われました。結果は35対36の惜敗で、終了間際の同志社の反則から京産大にPGを入れられ、1点差の敗戦となりました。

 

 先制したのは同志社で、前半5分に右CTB江金がトライを上げ、ゴールもなって7-0としましたが、僅か2分後の7分に京産大にトライを許し、ゴールも入って同点とされます。その後のスコアを見ると、14-7、14-14、21-14、21-19、21-26、28-26、28-33、35-33、そして35-36ですから、互いに取っては取り返され、という展開だったことが分かります。

 

(緊張感が伝わってくる低いスクラム)

 

心配されていたセットプレーのスクラムですが、強いと定評の京産大相手に決して組み負けてはいなかったと思います。こう言うと、後半、スクラムトライを許したではないかと言われそうですが、スクラムを組んだあとの凌ぎ合いで陣形を崩されており、FWは力負けしたとは感じていないと思います。今後の修正に期待します。又、一週間前の天理戦ではディフェンスの圧力から動き辛そうに見えた原田・桑山のハーフ団が、この日は伸び伸びとプレーしているように見えました。同志社が奪ったトライ5つの内、4つはBKが上げたものですが、良いタイミングでボールが出るとBKの走力とセンスが光る、ということかと思います。

 

 さて、このゲームで明らかになった課題は「継続性」だと思います。同志社には攻守両面で素晴らしいプレーが数多くありました。恐らく、ラグビーという競技を紹介する動画を作るとしたら、同志社の選手の方が数多く登場するように思います。しかし、試合は同志社が負けていますし、後半の後半は防戦一方という局面もありました。その理由は「継続性に欠ける」ということかと思います。例えば、良いプレーがあっても後が続かない。又、均衡を破ることより破られることの方が多い。この逆が京産大で、まとまりの良さや粘り強いチームカラーを感じさせられることが何度もありました。同志社がそれを学べば、格段に強くなる可能性があると思います。

 

 春のシーズンも終盤を迎え、残すところは6月9日(日)の摂南大学戦など数試合となりましたが、16日(日)には立教大学との定期戦が江戸川陸上競技場で行われます。東京校友会の「初夏の集い」と日程が重なり、校友の皆さまに応援頂くのが難しくなりましたが、17日(月)には「ラグビー部、立教を一蹴!」というレポートを送りたいところです。引続き、ご支援の程お願い申し上げます。

 

同志社ラグビークラブ東京支部 ボルネオ7番(昭和53年経済卒)

同級生のN藤さんが、偶然、ラグビー部のOBで私の8年後輩にあたるF君と知り合い、一緒にご飯を食べようと誘ってくれた。F君は大学選手権三連覇を成し遂げたときの名CTBで、卒業後はT自動車でプレーしている。

同じ運動部でも8年違うとゆっくり話す機会がない。2年前の同志社・慶應定期戦の後の打ち上げで一緒になったが、こんな(↓)状態で素面の私でもハイになっていたし、人気者のF君は直ぐ別の席に呼ばれて行き、ろくに話せなかった。

(左がF君、右は慶應のK澤さん)

昨夜は初めてF君とゆっくり話せたが、一番感心したのは、試合前日の練習後に行われる試合用ジャージの手渡し式の話だ。副将を務めていたF君がそれを任されることになったが、F君は試合用ジャージを手渡す際にはその選手の名前をメモなど見ず、ちゃんと覚えて呼ぶべきだと考えたらしい。しかし、試合に臨むのは1軍から4軍まで楽に4チームはあったろうから、リザーブの選手まで入れればザッと100人の部員の名前とポジションを覚えねばならない。それを彼はやり通したらしい。偉い奴だ。3軍、4軍で名前を呼ばれた部員は感動したことと思う。

その後も歓談が続き、調子に乗って「名前を覚えるのは諦めた。名前を忘れへん方法はないか」と言いそうになったが、N藤さんから「ボルさん、忘れるのは男の名前だけじゃないの」とチャチャを入れられそうなので止めた(笑)