風景印のある風景100選 -15ページ目

風景印のある風景100選

──関西人の旅・ぶらり歩きを綴った旅ブログ──
 郵便局の「風景印」でスタンプラリーしつつ
 そこに描かれた知られざるスポットを訪ねる

外出自粛のため郵便局に行かずして、読んだ本に関連する風景印を取り寄せる、無理やりで地味なシリーズ。とりあえず緊急事態は明けたな。遠出、計画中…。

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ウォール街のカラ売り屋が、異様な量的緩和で株高が続く日本市場に上陸。徹底的な財務分析で粉飾企業を追い詰めるが、企業側も死に物狂いで反撃!(帯文要約)

 

本カラ売り屋、日本上陸/黒木亮

 

経済用語もいろいろ出てきて難しい話もあるるけど、意外とサクサク読める。

悪を追い詰める経済小説という点では、半沢直樹チックかもね。

カラ売り、カラ売り屋って株価操作はてなマーク操縦はてなマークと悪者の印象だけど、そうじゃないねんな。

 

では、今回も無理やり風景印──

 

郵便局(赤)聖路加ガーデン内郵便局

<風景印>聖路加ガーデンと隅田川を描く

小説には大病院グループが出てきます。この風景印にある大病院とは全く関係ないです。

 

postcard今日のはがき

(通信面)経済小説っぽい表紙やな。

(宛名面)から揚げ屋ちゃうでビックリマークカラ売りやがな。

 

巻末には経済用語の解説もあるのがいいね。第2弾も出てるんで、図書館に予約しときました。

(2021.10.1記)

 

 

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外出自粛のため郵便局に行かずして、読んだ本に関連する風景印を取り寄せる、無理やりで地味なシリーズ。いよいよ緊急事態も明けたな。でもウイルスがいなくなったわけじゃなく…。

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地図の空白地帯を埋めろ!人はみな「自分の道」をゆく英雄である。男たちはそれぞれの“道”を歩き始めた。地図づくりに生涯を捧げた男たちの熱き物語!(帯文要約)

 

本道をたずねる/平岡陽明

 

老人3人の中学からの友情物語で、大分弁はてなマーク別府弁はてなマークが大阪人には読みにくいし…

ストーリーもイマイチやなと読んでたけど、ある人の手紙から涙腺崩壊。そう繋がるかー😆

 

風景印と物語は関係ないけど、ここから幕開け──

 

郵便局(赤)別府亀川郵便局

<風景印>湯けむりを外枠とし、別府八湯のひとつ・亀川温泉地内の浜田温泉と白カメを描く

モデルの地図会社・ゼンリンはここで創業。そして、ここへ帰ってきた…。

 

postcard今回のはがき

(通信面)地図って見てると行った気になるもんな。

(宛名面)これもどっかの書店のポップです。怒られそうなのでボカしてます。

 

主人公たちの友情物語に加え父親たちのそれもあるし、地図のゼンリン草創期からのプチビジネス書でもあり、はたまたちょびっとミステリーも入ってる。いい本でした。

(2021.8.31記)

 

 

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外出自粛のため郵便局に行かずして、読んだ本に関連する風景印を取り寄せる、無理やりで地味なシリーズ。警察小説3部作まとめていっときました。
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人質籠城事件発生。門倉美咲、伊崎基子両巡査が所属する警視庁捜査一課特殊犯捜査係も出動する。だが、この事件は〝巨大な闇〟への入口でしかなかった。(1ウラスジ要約)

 

本ジウ1警視庁特殊犯捜査係/誉田哲也

 

門倉美咲は27歳、まっすぐでおっとりタイプ。

同僚の伊崎基子25歳は女ランポーと言われる武闘派タイプ。

全く正反対の女性刑事を中心にすすむ。

 

門倉美咲はこのあたりの生まれ──

 

郵便局(赤)台東千束郵便局

<風景印>浅草寺雷門を外枠に、酉の市の熊手とシラサギの舞を描く

なかなかの下町だわ、確か。

 

xxxxx

 

誘拐事件は解決したかに見えたが、依然として黒幕・ジウの正体は掴めない。事件を追う美咲とその上司。一方、特進をはたした基子の前には不気味な影が。(2ウラスジ要約)

 

本ジウ2警視庁特殊急襲部隊/誉田哲也
 

黒幕の出自がけっこう長く語られる

そりゃ歪んだ(大阪弁なら“いがんだ”と読む)人間になるかもな。

 

黒幕の出自はこのあたり──

 

郵便局(赤)下早川郵便局

<風景印>フジと奇岩の名所・月不見の池を描き、ミズバショウを配す

月不見はつきみずと読むらしい。

 

xxxxx

 

新宿駅前で街頭演説中の総理大臣を標的としたテロが発生。歌舞伎町を封鎖占拠し、〈新世界秩序〉を唱える黒幕・ジウの目的は何なのか!?(3ウラスジ要約)

 

本ジウ3新世界秩序/誉田哲也
 
だんだん、アクション映画ような展開になる
かなーり、大きな話になってしもたな、という感想でした。
 
最終局面はここあたり──
 
郵便局(赤)新宿郵便局
<風景印>新宿高層ビル群と平和の鐘にツツジを描く
 
postcard今回のはがき
(通信面)まとめて新装版の表紙3枚。
(宛名面)誉田氏の警察小説・姫川玲子シリーズとはテイストが違うので、これはこれでおもしろいです。
 
伊崎のキレっキレっぷりが格好いいなと思いつつ、おっとり可愛い門倉もいいか…。いや門倉はちょっと面倒くさいかな。娯楽作品としておもしろかったです。

(2021.8.24記)

 

 

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外出自粛のため郵便局に行かずして、読んだ本に関連する風景印を取り寄せる、無理やりで地味なシリーズ。なかなかの問題作、というやつかな。

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沖縄を取り戻せ! すべてを奪われた戦後の沖縄。その絶望の中でも前を向いていた男たちがいた(帯文要約)

 

本琉球警察/伊東潤

 

戦後の沖縄を警察・公安の側から書いたこの本は、楽しくはない。

本土に住まう自分には遠い話に思えてしまうけど…

戦中戦後から今も続く沖縄の苦しみが少しだけどわかるし、エンターテイメント小説としてはラストは感動的やったな。

 

では、小説とは関係ないけど──

 

郵便局(赤)東町郵便局

<風景印>仲島大石碑を描き、明治橋の龍柱を配す

龍柱って神社などで見かけるけど、沖縄で見るとなぜかすごい「邪気除け効果大」って感じる。

 

postcard今回のはがき

(通信面)この龍柱も迫力あるな。

(宛名面)そのまま載せると怒られる感じなんでボカしてます。

 

戦後、沖縄では日本人のあいだでも本島出身者に奄美大島などの離島出身者に対する差別があったとか知らなかった。その他、いろいろ沖縄の犠牲ってあるんやな。

(2021.9.7記)

 

 

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外出自粛のため郵便局に行かずして、読んだ本に関連する風景印を取り寄せる、無理やりで地味なシリーズ。ロードムービーやロードノベル、行った気になるし、いいね。

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「兄さん、今からあんたを殺しに行くよ」深い諦観と哀しみ、力強い決意。心に残る物語だ。祖父と孫ほど年の違う二人の、不思議な旅が始まった。(帯文要約)

 

本緑陰深きところ/遠田潤子

 

70歳超の偏屈な老人が、50年前の事件の決着をつけに行く

ヘラヘラした金髪の若者を同伴し大阪から寄り道をしながら、大分 日田までのロードノベル。

老人が若者と一緒にいて、過去も未来も受け入れていく展開がいいなぁ。

 

ストーリーの最後は──

 

郵便局(赤)大山郵便局

<風景印>松原ダムを描き、ウメを配す

近くの梅林で毎年「日田おおやま梅まつり」が行われる。

 

郵便局(赤)日田豆田郵便局

<風景印>豆田町の町なみを描く

天領だった日田の古い町なみが小説の終章に合うなぁ。

 

postcard今回のはがき

(通信面)

(宛名面)どっかの書店のポップ。怒られるかな…

 

タイトルのような緑陰が深い(陽が強いなか新緑が繁り、陽陰がはっきりした)ラストの場面で、生きるはてなマーク再生はてなマークを感じるいい物語でした。この作家さんはこんな感じが多いな。

(2021.8.15記)

 

 

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