外出自粛のため郵便局に行かずして、読んだ本に関連する風景印を取り寄せる、無理やりで地味なシリーズ。なかなかの問題作、というやつかな。
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沖縄を取り戻せ! すべてを奪われた戦後の沖縄。その絶望の中でも前を向いていた男たちがいた(帯文要約)
戦後の沖縄を警察・公安の側から書いたこの本は、楽しくはない。
本土に住まう自分には遠い話に思えてしまうけど…
戦中戦後から今も続く沖縄の苦しみが少しだけどわかるし、エンターテイメント小説としてはラストは感動的やったな。
では、小説とは関係ないけど──
東町郵便局
<風景印>仲島大石碑を描き、明治橋の龍柱を配す
龍柱って神社などで見かけるけど、沖縄で見るとなぜかすごい「邪気除け効果大」って感じる。
今回のはがき
(通信面)この龍柱も迫力あるな。
(宛名面)そのまま載せると怒られる感じなんでボカしてます。
戦後、沖縄では日本人のあいだでも本島出身者に奄美大島などの離島出身者に対する差別があったとか知らなかった。その他、いろいろ沖縄の犠牲ってあるんやな。
(2021.9.7記)