The soliloquy of the surfer -3ページ目

普通のボーノ

俺は普通の男だ。

痩せているわけでもなく太っているわけでもなく、体型も至って普通だ。

小食だと言われることが多いが、月に2~3回のサーフィンとフットサル以外に運動をしない俺は、体型を維持するのに良いバランスの摂取をしている気がする。

特に意識しているわけではないが、自然に逆らわず無理をしないというスタイルは悪くない。

まぁ、これも特別ではなく至って普通のことだ。


そんな普通の俺は、先日の木曜に普通の休日を過ごした。

毎度同じで恐縮だが、サーフィンに行ってきた。


まだ水温が低いから南房総に行きチェックすると、波は小振りだがどこも悪くない。

混雑しないポイントに入るのが俺のポリシーだから、誰もいないポイントを見つけ1番乗りでパドルアウトした。

誰もいないと言っても、俺の仲間だけで7名いる。

団体でメジャーポイントに入るのは他のサーファーにとって迷惑以外の何物でもないから、普通の配慮だ。


波はそれなりに良かった。

楽しく波に乗っていると、波数が少ないにもかかわらず次第に混雑してきた。

俺には関係ないが、もう春休みかもしれない。


The soliloquy of the surfer

これからの季節は年々増えるサーファーに嫌気がさすこともあるが、みんなで共有する海はフレンドリーに楽しみたいものだ。

仕方なく邪魔したり邪魔されたりすることもあるが、そんな時でも笑顔で謝罪すれば逆に良い気分になる。

この日もゲット中のサーファーに進路を断たれた時があったが、笑顔で謝ってくれたおかげで悪い気分にならなかった。

中途半端に上手い人に多いが、たかが1本の波を邪魔された程度で本気で嫌な顔をする人がいる。

いくら技術が素晴らしくても、人として勘違いしているなら愚かだ。


予想外に水温が低かったせいで、ブーツを履かなかった俺の足の指は3時間で全ての感覚を失った。

痛みを感じてきたから終了の時間だ。

暖かいお湯を気持ちよく浴びて、仲間が作ってきてくれたホウレンソウのスープやサラダやチリコンカンやフロレンティーナでお腹を満たした。

強さを増してきた春の日差しが心地よかった。



早めに帰宅して10時間も寝たおかげで、金曜は元気が有り余っていた。

無性に体を動かしたくなった俺は、仕事の後に友人と池尻に行きジョギングをした。

ちなみに俺はジョギングが大嫌いだ。

マラソンだけでなく、単調でアドレナリンが出ない我慢大会のようなスポーツはやる気が起きない。

ただ、この日はジョギングが主たる目的でなく、友人が働くイタリアンの店で美味しく頂くための準備だった。


目黒川の桜は、今にも咲きそうなパワーを内に秘めた状態だった。

要するに、花見にはまだ早いということだ。

俺は友人と世田谷公園で走り、空腹を確認して友人のレストランに向かった。


レストランの名前は、パーレンテッシ。

それなりに有名らしい。

ほぼ満席の店内は、お上品なお客様が美味しい料理とワインを楽しんでいたが、マラソンしていた俺はジャージだ。

ただ、こうしたミスマッチは嫌いではないし、これは意図的だ。


友人が案内してくれた席には、おすすめの食材が並べてあった。

俺はその中からプンタレッラとホワイトアスパラガスをチョイスした。

せっかくなら健康的に1日を終わりたいからだ。

アンチョビソースがかかったプンタレッラは、さすがに体に良さそうで且つ美味だった。

ホワイトアスパラは半熟卵がのっており、割って黄身がとろける演出をした後にいただいた。

焼いてあるにもかかわらずシャキシャキした食感はそのままに、野菜の香りと甘みが季節を感じさせてくれた。


野菜も良いが、俺の目当てはマルゲリータとビスマルクだ。

酸味の効いたたっぷりのトマトソースとモッツァレラにバジルの香りは最高の定番だ。

一方のビスマルクも卵とベーコンの鉄板の組み合わせで、お腹はもちろん気持ちまで満足させてくれる。


運動したせいか数種類のドルチェも美味しくいただいた。

ワインは控え目にしていたが、オーナーが自家製のリキュールを次々にサービスしてくれたおかげで酔ってしまった。

体に良い美味しい物を適量に食しながら適度に酔うと、本能的にも幸せな気持ちになるものだ。

若い頃は暴飲暴食が嫌いではなかったが、普通の大人になった気がした夜だった。


もうすぐ咲く桜の下ならジョギングも楽しいだろう。

ただ飲みながら眺めるのも悪くないが、軽く汗を流しカロリーを消費し、旬の食材を食して体を喜ばせてあげたい。

来週も行ってみることにする。

何故なら、まだ俺は春キャベツを食べていないからだ。



春は元気が出る野菜が豊富だ。


普通のアセトアルデヒド

俺は普通の男だ。

仕事はそれなりに忙しいが、休日とアフター6もなかなか忙しい。

つい一昨日も友人が経営する五反田の中華料理屋で仲間と飲んだあと、地元の友人が経営するバーで遊んで朝6時に帰宅し9時前に出社した。

二日酔いと睡眠不足で仕事をこなした昨日も、アフター6は友人の家で1時すぎまで遊んだ。

たくさんお金を使わなくても、遊ぶ相手と内容に困らないのはありがたいことだ。

ただ、大統領のように働き王様のように遊ぶことが目標の俺には、1日が24時間ということと睡眠時間をとらなければならない体の構造が悩ましい。

まぁ、普通の人間だから仕方ない。


止まると死んでしまうマグロみたいに遊びに夢中と受け止められそうだが、少なくとも1週間に1日はヒマな日を意図的に作っている。

遊ぶにも体力が必要だから、普通の休息だ。

ただ、丸1日のんびりするわけではなく、アフター6に予定を入れずに早めに寝るということ。

休肝日にして22時から9時間の睡眠をとれば、またしばらく元気に遊べる。

忙しいのに慣れて回復が早い俺には、週休2日は必要ない。


今日は仕事後の予定がないヒマな日だから、先週の休日に行った海の事でも書いてみる。

4日前のことを書いても仕方ないが、これは俺の日記のようなものだから平気だ。


後輩が迎えに来て、その後2人の友人を迎えに行き、4人乗車で海に向かった。

パジェロに板4枚を中積みし4人乗ると、後部座席はかなり窮屈だ。

しかし、広ければ良いというものでもない。

楽しい会話と綺麗な朝日があれば十分快適だ。


海は遊べるサイズがあり、朝日に美しく輝いていた。

The soliloquy of the surfer

少し癖があるものの、良いセットが入っていたから美しく見える。

いくら太陽と海の透明度が高くても、オンショアなら美しく感じない。

まぁ、普通のサーファーの心理だ。


俺は無人の海に一番乗りでパドルアウトした。

The soliloquy of the surfer

ラインナップに向かう途中は、イメトレの時間だ。

セットの波を見ながらイメージを膨らませる。

テイクは少し掘れるがすぐマッシーになる波だったから、リップできる瞬間はテイク後の一瞬。

その後はカットバックやスラッシュでつなぐしかなさそうだ。

ただ、リップするポジションはチューブを形成している。

上手くすれば入れるかもしれないと思った俺は、ビハインドピークから一瞬しかないチューブを狙ってみることにした。


The soliloquy of the surfer

このポジションからレギュラーのチューブを狙う。

メラメラと盛り上がるリップの下にある丸い小さな空間に向かって一直線だ。

加速しながら体を小さく縮めるのは難しいが、気持ちはフルスロットルのケリースレーター。

上手く波の中に入りそのまま抜けてくれば、サーファーにとって最高の気分だ。


ただ、現実は簡単に上手くいくものではない。

相手は気まぐれな波だ。

自然相手に理想を現実のものとするには、高度な技術と判断力を要する。

結果、俺はお気に入りのボードと供に洗濯物のようになった。

カッコ良いことを書いたが、俺の実力は至って普通だ。


結局チューブをメイクできないままサイズが下がっていき、普通の波乗りになった。

だが、それなりにロングライドできたし友人達以外に誰も入ってこなかったし天気も最高だったから、チューブが抜けられなくてもかまわなかった。

美しすぎる海で十分良い波を貸切で遊べる。

後輩の運転だから、アフターサーフはビールが飲める。

これ以上を望むのは贅沢以外の何物でもない。


この日は早めに寝たが、翌日は飲み会だった。

その翌日が五反田中華で、昨夜も友人宅でデリバリーピザをつまみに飲んだ。

普通の3連チャン、いや海でビールを飲み夜も缶ビールを飲んだから4連チャンだ。

さすがに今は疲労感とともに軽い頭痛を感じている。

何故なら、俺は肝機能も普通だからだ。




得意技はオリエンタルフラッシュだ。

普通の一進一退

俺は普通の男だ。

ここ数日、暖かくなったと思えば凍えるような雪が降り、忙しい仕事と相まって体調がおかしくなりそうだが辛うじて健康を維持している。

まぁ、普通の三寒四温だ。


相変わらずの日々で特に人様に公表できる内容はないが、昨夜は一喜一憂することがあった。


俺は毎週 mini loto と loto6 を買っている。

購入金額は二束三文だが、彼是10年くらいの購入歴になる。

十年一昔と言われる昨今、これに関して夢見ているのは十年一日だ。


日課のように昨夜も mini loto の結果を見た。


The soliloquy of the surfer

これを購入したクジと照らし合わせるのは、多少の緊張があって面白い。

700万くらい当っても千載一遇とまで言えないが、使い道を想像する楽しみを買っているわけだから構わない。

もったいないという人もいるだろうが、これは千差万別だ。


その後、購入したクジを見た瞬間、俺は興奮を抑えきれず遮二無二歓喜してしまった。

1等が当った…

何事も確認は必要だから、再三再四見てみると…


The soliloquy of the surfer


17・・・

15・・・


先程までの興奮が、10秒後には落胆に変わっていた。

5つの数字を完全に記憶できなかった俺の勘違い。

まぁ、普通の千慮一失だ。


1つの数字、いや2つ数字が少なかっただけで、しかも似たような奇数にもかかわらず、3桁も金額が変わって結果7800円の当選金。

遺憾千万だが、これが一得一失の宝くじだから仕方がない。


いつまでも落ち込んでいられない。

一刻千金だ。

七転八起、明日の loto6 に期待する他ない。

何故なら、一攫千金は一朝一夕に成せないからだ。