僕は今、、
南の楽園と言われる国、オマレブータンに来ている。
ここで、親、兄弟と、10年ぶりに会うんだ。
2年前に僕の写真がヨーロッパで評価され、43歳にして夢のマイホームを
オマレブータンに建てる事ができたんだ。
10年前の僕の財布の中身ったら・・・・
千円と、小銭が入れ替わり立ち代わり出入りする生活だったんだ。
まぁ、それから9年間は同じような暮らしだったんだけどね。
生活に余裕が出来て、今回は母と弟2人を招いたんだ。
母との約束だったから。
オマレブータンって言えば、説明しなくてもいいだろう
一歩海に向かえば、カジキフィッシュ、アメマスフィシッュ、ヒラメフィッシュが、
何匹も釣れる・・・街に出れば現地住民が軒を連ねるかのごとく、ヤタイを演出している。
一台のイエローキャブが僕の家の前に止った。
10年ぶりに逢う家族だ。
10年逢ってなかった母は、腰が曲がり眼球の色も変化していた。
弟たちは、太ってた。
母は、僕の高校時代を思い出すかの様に・・・
家に入るなり・・・キッチンに立った。
「お前、なにが食べたい?」・・・・・と。
その、眼中には、一滴の水滴がしたたってた。
その晩のご飯は、もう・・一生味わえないだろう・・・
「気持ち」という味が、いっぱいに染み渡っていた。
翌日、弟二人を連れて、友人の「オルメス」の船に載り込んだ。
そう・・・釣りの為に。
オルメスは、この辺では、ちょいと有名な釣り師だ。
その後・・
結果は言うまでもない・・
釣りを終えた俺たちは・・
オルメスと僕たち家族のカジキフィッシュパーテーが始まったんだ。
カジキの刺身、 カジキの煮付け、丸焼き!!
僕は43歳にして・・・思った。
良かった・・・・と。
今晩も、オマレブータンにあるクラブ、「TYOOB」のスタジオで写真撮るから!!
おれ、行くわ!
遠く離れた故郷、EZOからきた僕の家族。
暖かい。
後は、オルメスに任した。
俺はゆくぜ・・・夜霧よ、なんちゃらハンバーガー・・・
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ってな 妄想書いてみましたーーーーーーー
ねるわ。
GOTA