東京コレクション | ブーティの裏

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フォトグラファーをする傍ら、Funnyな神さまの導きにより2014年から「狛江で1番入りづらいバー、ゴータバー」という飲食店を経営させて頂いております。学歴が小学生程度しか無いため誤字脱字多めのニンゲンのエッセイ。店の営業終わりに更新。月曜定休。

え~今日は、僕の日記ではありません

偉大なるブティのお客様「つぼ先生」の日記を引用させて頂きます。

わたくし、共感させられる部分がありましたのでね・・・・


以下、つぼ先生談


東京コレクション

やっと出たかという感じですが 東京コレクションに将来有望な新人デザイナーが出品
名前は小野原誠(おのはらまことではなく 正しくおのもとなりと読んでください)
彼の作品はアニメやオタク文化を取り入れた純粋な日本発信ファッション
歴代のデザイナー達がヨーロッパのファッションを崇拝し模倣して来た中 久々に出た日本の心を大切にする想像力のあるデザイナーであると確信する
過去和心を持ったファッションデザイナーといえば和のわびさびという色合いを世界に発信したイッセイミヤケ にしき絵をモチーフにしたカンサイヤマモト ハナエモリくらいのもので彼等はやはり後の大物となっていった
やはりデザイナーにパクリ物はいらないのだ
欧米に認められたくて欧米ファッションをいくら模倣したところで本家本元に勝てるはずは無かろう
 和のニューイメージとして昨年のパリコレ秋冬コレクションにも日本のオタクファッションが随所に見られるようになる中 日本の文化でありながらその斬新さに日本のファッション業界は見向きもしなかった
このままでは日本の新しい文化が外国に食われてしまうのではないかと危惧していたが やっとその素晴らしさに気が付く新進気鋭の若手が誕生した事に拍手を送りたい
 日本人はいまだオタク系ファッションの斬新さには気が付いてはいないようだが 日本国内で当たり前のように思われているコスプレファッションやアニメ漫画が海外でどれほどの評価を受けているかをあらためて見直す時期に来ているのではないかと私は思う
 バブル期の国内ブランド最盛期からどんどん日本のファッション業界は力を失い 今や日本の若者の約8割が海外ブランドを選択する時代となった
今や全ての生活基盤を海外に頼るようになった日本人
今回の食のパニックを教訓にもう一度自給自足 国内発信 国の繁栄を考え直してみてはどうか
その為にも新たなる日本ファッション界の救世主として彼の活躍を大いに期待したい 
 ふと考える事があるのだが 今の日本人はインターナショナルという意味をはきちがえているのではないだろうか
世界に溶け込むためには世界をまねる生き方を選ぶ事ではなく
いかに自国にプライドを持って それを世界に自身を持って発信できるかという事だと私は思うのだが どうだろうか?
明治維新以降日本が世界も驚くような発展を遂げた訳は 世界をまねたからではなく世界の文化を独自にアレンジしたからである
過去日本は世界の文化に意外な貢献をし続けてきた
だが近年欧米化し過ぎてしまった日本にはもうそんな勢いは無い
しかし 再度日本経済を立て直すべく 今こそ日本人のイマジネーションを世界に売り込む最高のタイミングだと思うのである


という文でした


つぼ先生とは札幌で整体のお仕事をしている傍ら、ブティに踊りにくる謎のおじさんである

彼についてはこのブログの初期の頃紹介しております


何か感じてくれたらうれしいっす!