ブラックスワン
BLACK SWAN
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Sony Classics (2010-11-30)
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TOHOシネマズ難波別館にて鑑賞。洋画を全然見てこなかった僕なので、ナタリーポートマンはスターウォーズのアナキンシリーズ3部作に出ていたことくらいしか知らないのですが、いやはやこの映画すごかったです。僕基本的にグロいのダメ。しかしこのジャケットはどうしても鉄拳を連想させますね。
わりと冒頭のシーンで、主人公ニナの背中から血が流れてたり、またパーティーのシーンで爪先からも血が流れてるシーンもありますよね。最初、この人はなにか病気を抱えてるのかと思ったのですが自傷癖なんです。同じくバレリーナだった厳しいママの管理や、主役を演じることへのプレッシャーが彼女を自傷に走らせてるわけです。
で、例えばゴージャスなパーティーのシーンの流れから指先から皮をびりびり引ん剥いたりと突然グロテスクな描写になるじゃないですか、あとでふと我に帰って、つまりそれまでの映像は彼女の脳内妄想であったことがわかるのですが、見てる側はその前置きがないから気持ちの準備ができてないわけですよ。あの指の皮を剥がすシーンはトラウマになるな。あと背中をかきむしらないように、爪切りでわざと深爪させるシーンも非常に心臓に悪いです。
コーチに「自分で自分の触れ」と宿題を出されて、ベッドでがっつりオ○ニーにふけって、ふと横を見たらママが座って眠っていたシーンも結構ドキッとしましたね。このコーチ、最初はニナを主役に挙げるのと引き換えに自分の女にしようと思っているのかと思ってましたけど、必ずしもそれだけではないですね。確かに強引にキスしたり、プライベートレッスンもあったりでエロ目的が全くないわけではないけど、でも、そうすることでニナの黒鳥としての才能を開放させようとして、公演そのものが成功することも目指してると思いました。まぁこういうことがバレエ業界でわりとあることなら、それはそれでちょっと引きますけどね。
あと、黒鳥をうまく踊れる後輩とのレズシーンが実は自分の夢だったりと、ニナ自身も実は心の中では開放を求めてるんですよね。でもこれまでの人生で染み付いてしまったいい子ちゃん的振る舞いにしばられてしまっている。
終盤、舞台初演のシーンで、現実やら妄想やらが主人公のなかで区別つかないままクライマックスに突入するのですが、さすがにここは血の描写や黒鳥のシーンはコントチックだなと思いました。くるくるまわってる間に腕が黒い羽根に変わっていきますしね。ちょっとやりすぎ、遊びすぎというか映画自体を壊しにかかっている。そんな印象を持ちました。で、最後身投げシーン後の血だけ現実なの?って感じ。ちょっと笑っちゃいました。
これはかなりの問題作だ。まぁでもこの世界観に2時間のあいだ、引き込まれていったのは事実です。心臓の弱いかたは十分気をつけて観にいってくださいね。
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 Blu-ray & DVDセット
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 Blu-ray & DVDセット スペシャル・エディション(4枚組) [初回限定生産]
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ワーナー・ホーム・ビデオ (2011-04-21)
売り上げランキング: 225
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レンタルです。ハリーポッター最終章。ただしこれは前後編の前編なんですよね。そのせいで1本の映画としてみた場合にはストーリーの起伏の面でかなり不完全と言わざるを得ないと思います。
今回ハリー一行はお尋ね者扱いになって各地を彷徨い歩くことになるのですが、薄暗い森のなかとか雪の降りしきるさびれた街とか、とにかく映像が暗くて冷たそうな場面が多かったです。勿論ヴォルデモートが復活して本格的に活動を再開したこの状況では初期の頃のほのぼのした雰囲気はもはや存在しないのはわかりますが、でもシリアスな場面に引き込まれていったかというとそうでもないんですよね。
彼らの武器として杖がありますけど、使い方が銃とほぼ同じ。杖を振って銃撃戦をおこなっている感じ。魔法って長い呪文の詠唱があってその後に効果が発動する、みたいなイメージだから、ごく短い言葉と杖の一振りで杖先から閃光が走るみたいな描写はなんか違うなぁと思いながらみてました。人によっては言葉も発せずに杖を振りまくりじゃないですか。
彷徨人のハリーに無精髭が生えているのですが若者を通り越しておっさんに見えることがたびたびありました。あと終盤ハーマイオニーがハリーの顔を魔法で変えてしまいますが誰がどうみてもハリーでしょう。いつもの3人で捕まってしまったわけだし。わざわざ確認させる手間いらないと思います。
この時点でハリーの恋人はロンの妹のジニーですよね、でもジニーとは行動を共にしないじゃないですか。冒頭にキスシーンがあっただけでそれ以降特にジニーのことを思うシーンがない。むしろロンのほうがラジオで妹や家族がとらわれになってないか気にしている。さらにはハーマイオニーを巡ってロンと不毛な言い争いに。で、ロンがいなくなった後にハーマイオニーと楽しくダンスしてるでしょ。ふたりともまんざらでもなさそうな感じ。最終章にきてケンカとかは正直みたくなかったですね。しかもついさっきまでは協力して魔法省に忍び込んだりしてたので、何がきっかけ?みたいに思ってしまいました。ペンダントの効果でロンの心が邪悪になっているからというのは
わかりますけど、でも突然すぎる気がしました。
あと、ストーリーの構成が分霊箱の破壊、そしてそれが全て終えてないうちに3つの死の秘宝の話に移っていきますよね。これはちょっと盛り込みすぎではなかろうかと思いました。それに剣のありかとかものすごいご都合主義ですよね。でもあれは元からあの場所にあったわけではなくて、真に必要なときにその場所に現れるということだったのかな。そのあとロンがペンダントを剣で壊すことになるのですが、そのときにロンが見た幻覚のなかでハリーとハーマイオニーが裸でディープキスしていて、あれはそういう撮影があったのかそれともまるきりCGで作ったのかちょっと気になりました。
ハリー達に「姿現し」というワープの能力があるので結構厳しい状態からもあっさり回避できてしまう、で、それがダメなときにはドビーが現れるのですが、あれもなんていうか死ぬために現れたみたいになってしまってるのが残念でしたね。
これを後編でどう収束させるのか、グダグダにならねばいいなと思いつつPART2は映画館で見てくるつもりです。
ハリー・ポッターと謎のプリンス (2枚組)
ハリー・ポッターと謎のプリンス (2枚組) [Blu-ray]
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レンタルです。見終えて最初に思ったこと。まずスネイプ先生がダンブルドアを裏切るというのを冒頭ですでに見せてしまってますよね。あのシーンはないほうがよかったと思います。だって1作目から出ているキャラクターですから。シリーズを続けて見ている人にとって、やっぱり彼はデスイーターに堕ちるのかというのを最後の最後まで引っ張るべきでしたね。あと、そのクライマックスシーンで「半純血のプリンスは自分だ」と自分で言ってしまっている。これも不味いと思いました。プリンスって自分でいっちゃダメでしょ。誰かに言わせるか、それともなぜスネイプ先生がプリンスなのかという理由を明確に示さないと、と思いました。
しかし、今回の作品はヴォルデモートが表に出てこないのをいいことにホグワーツには恋の花が咲き乱れてますね。4作目でちらっとあったハーマイオニーのロンへの思いは今回積極的な恋のライバル、ラベンダーが登場することで、より明確にものになってきてます。ハリーと3人でいるときはあまり意識してなかったけど、ラベンダーがロンといちゃいちゃすることで、実は自分(ハーマイオニー)はロンが好きだったんだと気づかされる。でも今さら好きだとも面と向かって言えないから嫉妬、そして悲しみにくれてます。結果的には好転するんですけどね。
ハリーはというと前作でぶちゅーっとやったチョウが今回1シーンも出てません。で、次に誰を好きになるかと言うとロンの妹ジニーです。え?なんかえらく近いところで済ませるの?という感じ。やっぱりジニーって2作目で操られてたとは言え、ハリーを危険に追いやった人物じゃないですか。今回、必要の部屋でハリーから薬学の教科書を取り上げるシーンあって、、2作目と同様また誰かに操られてるんでないかい?とちょっと勘ぐってしまいました。そのあとキスシーンがあるわけですけど。今作まで別にハリーに思いを寄せてるという描写があったわけでもなし、別の男といちゃついてる後に突然ハリーと親しくなっていてなんか不自然。年下なのに妙に落ちついていて、ハリーをリードしてる感じなのも違和感がありました。スタイルはいいけど、顔が脇役レベルなのがなぁ、ってとこですね。それならやっぱりルーナのほうが魅力的、冒頭でハリーを助けてくれましたしね。
僕的に一番面白かったのはそのルーナが何の脈略もなくかなり大きなライオンのキャップを被ってるシーンです。あと今回は久々にドラコ・マルフォイに活躍の場(ダークサイドだけど)がありましたね。
ストーリー本筋のほうではダンブルドアの死という大きな犠牲を払って手に入れたペンダントがあっさり偽者だということがわかって、なんじゃそれ?という感じ。復活したヴォルデモートは2年以上も何をしてるんでしょう?ちょっと行動が遅すぎやしないかな?

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