こんなもの買いましたseason4 - oasis bootleg ブートレグ ブート -37ページ目

ダークナイト [Blu-ray]

ダークナイト [Blu-ray]
ダークナイト [Blu-ray]
posted with amazlet at 11.06.08
ワーナー・ホーム・ビデオ (2010-04-21)
売り上げランキング: 464

レンタルです。バットマンシリーズはおろか、この手のアメコミモノも見るのは初めて。見終えた感想としては、アクションシーンの映像は迫力ありますけど、ストーリーが難しすぎ、複雑すぎ、と言ったところでしょうか。

まず、ターゲットをどういう層に想定しているのですかね?キッズにはこの複雑な世界観は伝わらないと思いますし、大人相手にしてもバットマンが治安維持のひとつの機能として警察と同等に存在しているという、リアリスティックに近づけた設定が逆に受け入れがたいように思います。僕なんかは、悪の組織と警察、どちらも世俗的なものであって、ヒーローはそういうのを超越した存在でないとダメだよなと思うのです。「この世界観はリアルじゃないですよ~」、と大々的に示されてるほうがそのウソに乗りやすいんですよね。でもここでのバットマンは武器、装備の面では警察より科学技術的に少しいいものを持っているだけで、敵よりも圧倒的優位な存在ではないんですよね。だから案外簡単に危機に陥ってしまってます。

ジョーカーって哀れなピエロ、落ち武者的格好じゃないですか。それに比べてバットマンの正体であるブルースは億万長者。バレエ団の美女達を貸切にして豪華クルージングなんかしてます。仕事は部下に任せていわば道楽でヒーローごっこ(ただし真剣にですけど。)そんな構図だからなんかジョーカーのほうに情が移らなくもないんですよね。

正義の心に燃える検事のデントが自分の愛する人を失って、怒りの矛先を味方に変えてしまう、どんな高潔な人物でもダークサイドに落ちることもあるんだというのがテーマで、それは別に悪くないんですけど、でももっとわかりやすく描いてほしかったですね。2時間半は長い。途中から眠かったです。特に最後のフェリーのエピソードは冗長のように思いました。

ヒロインであるレイチェルが正直見た目おばさんですよね、キレイな人ではあるけど決して若くはないしほうれい線も目立ってます。やっぱりヒロインはもうちょっと若い世代でないとな、とも思いました。

アメリカンピープルってもっと大味なヒーローものを好む、みたいなイメージがあるので、正直この内容は意外でした。ヒーローアクションものが好き、という前提があった上で、この複雑なストーリーを楽しめるかという映画ですからやっぱり間口は狭い映画なんじゃないかと思いますね。(でも向こうでの興行収入はかなりのものだったそうですね。自分に合わないというだけか。)

インビクタス / 負けざる者たち [Blu-ray]

インビクタス / 負けざる者たち [Blu-ray]
ワーナー・ホーム・ビデオ (2011-04-21)
売り上げランキング: 4058

レンタルです。ネルソンマンデラ大統領が勝ちに恵まれない自国のラグビーチームを活気付け、ワールドカップ第一次リーグを勝ち抜くまでのストーリー。

描く内容が非常に簡潔で明快なんですよね。大統領周りのことと、ラグビーチームのキャプテン、あと大統領SPの黒人白人の関係性。この3つをうまく織り交ぜながら話は進んでいきます。特にアパルトヘイトについてとかラグビーのルールとかそういうのは知らなくても楽しめます。唯一押さえておきたいのは、スプリングボクスという南ア代表チームがアパルトヘイトの象徴で黒人たちは試合のときはむしろ相手チームのほうを応援していた、という事ですかね。

一国の大統領がはたしてラグビーばかりにそんなにお熱になってよいものか、あと、事実に基づいたストーリーとはいえ、ちょっとした助言で生まれ変わったかのようにチームが強敵相手に次々と勝ち進むのか?というのはありますけどね。でも白人も黒人も関係なく自国のチームを応援し勝利を掴み取るさまを描くことで、人種差別など愚かなことだ、というのを台詞等にしゃべらさせずに、見てる側にスマートに訴えかけていて、お見事だなと思いました。黒人たちの間ではヒーロー扱いのマンデラ(マディバ)も、自分の妻や娘には嫌われていて一緒に暮らしてはいないというのもなんか哀愁を感じました。

あとエンドロールで流れてるのはジュピターですね。歌っているのは平原さんではありませんけど。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 [Blu-ray]
ワーナー・ホーム・ビデオ (2010-04-21)
売り上げランキング: 769

レンタルです。実は4作目より先にこちらを見てました。で、まず見終わったあとで思ったのはタイトルが大げさすぎるということ。不死鳥はダンブルドアが飼っているフェニックスに由来してると思うのですが別に活躍してないし、騎士団というなら甲冑やソードで装着するイメージだし。「ハリーポッターとひよっ子魔法使いたち」のほうがが的確だな。

1作目や2作目では驚きだったことがさすがにもう当たり前のことになってくるので魔法を使うことでのコミカルなシーンがなくなってきてるんですよね。変わりにハリーのファーストキスなど思春期ならではの色恋がフューチャーされてくるんだけど、それにしてもハリーと東洋人チョウのキスシーンはいささかディープだったように思いました。

本筋として、前作は3校選抜の代表戦でいささか番外編の色あいが強かったですけど、今作はこれまでの流れを踏襲した作り、ホグワーツ魔法学校での出来事。全身ピンクのアンブリッジ先生は見た目はユーモラスですけど、ここまで登場した先生達のなかでは一番の厳しい先生です。彼女の生徒たちへの押さえつけのせいでなんか息苦しさのほうがドキドキわくわく感より勝ってしまってると思います。ハリーがわりとイラつき気味なのも、まぁそれが複雑な事情を抱える彼の心理描写として適切なのかもしれませんが、でも見てる側としてはもうちょっと爽快感が欲しいなというのが率直な感想です。せめて冒頭の従兄弟のダドリーやおじさんおばさんとのシーンはお約束としてもうちょっと笑える内容にしてほしかったなと思いました。

ロンとハーマイオニーの存在感も希薄になってきてますね。特にハーマイオニーは他の2人より知識に長けていて2人が使えない魔法も扱えるというのがキャラ特性だったはず。でももうこの時点ではハリーのほうが優れていて逆に防衛のための呪文を教えられる側になってしまってます。彼女の生かし方ってやっぱりハリーの相手役が適切だと思うんだけど、そこはこの3人、あくまで友情で結ばれてるんですよね。そのあたりはブロンドの不思議ちゃんキャラ、ルーナに期待します。チョウよりもルーナのほうがハリーにはお似合いだと思うんですけど。

あと、魔法界と人間(マグル)界と関連性もわかりづらいなと思います。魔法界って人間界から隠れるように構築されてるじゃないですか。だからヴォルデモートの復活は人間界にとってどういう影響を及ぼすのか、それ以前に魔法省の位置づけも曖昧だなと思いました。大臣が一番偉いのか?それともその上に首相クラスがいるのか?それにマグル界は魔法省の存在を知っているのか、などはっきりさせたほうがいいんじゃないかな。

これまではバシリスクやディメンターなど非人間で異形のものたちとの戦いが主だったハリーですが、今回は悪の魔法使い相手に魔法バトルをおこなっていて、なんていうのかそうなると勧善懲悪ではなくなってくるじゃないですか、悪い側にも悪い側なりの論理があるわけだから。そこらへんをこの先どう決着つけるのかなというのが今後の期待であり同時に課題だなと思いました。今回シリウスの従妹で悪い魔女をヘレナボナムカーターが演じていて、最近英国王のスピーチ、そしてチャーリーとチョコレート工場など見てたのでまたこの人出てるな、とちょっと思いました。

しかしヴォルデモートは前作で復活を遂げてから再びハリーの前に現れるまで1年間経ってるわけですよね。ちょっと行動遅いんじゃないかなと思いました。