キリエのうた           工夫は | 映画にフィギュアに音楽と 夜の帳の物語

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映画、音楽、フィギュア、その他…
最近いろいろモチベーションは下がってます…
時間は作るものなのに、作る時間もない。


してる…



キリエのうたです。





2023年、邦画、監督はスワロウテイルやリップヴァンウィンクルの花嫁などの、岩井俊二。





全然好きな監督じゃありませが、イメージとしてははとにかく長い…





この作品も178分という迷惑なやつ 笑





まあちゃんと長く感じさせない工夫があるので体感はそこまで感じませんが、それでもやっぱ長い( ̄∀ ̄)





ストーリーは一人の女性とそれに関わる人たちの長いお話、軸は音楽なのでこの人選。






主演のアイナ・ジ・エンドがいて成り立っている作品なので、とにかく全て彼女中心で進みますが、彼女が一人二役だったり、過去を分けて挟んだりと展開は少し複雑なのでしっかり観ていかないと置いていかれるかも。





それが長くても飽きない工夫になってるのですが…






ここで大きな出来事となっているのは震災、それ以前のシーンや北海道のシーンなどは美しくすごく良いけど、東京でのシーンはどれも嘘っぽく全然良くない。






1人や2人アイナを食い物にする悪い奴が出てきそうなのに出ないのもなんかなぁ。






広瀬すずはめちゃくちゃカワイイですが、この役はなんだ?いかにも嘘っぽいし、安っぽいし、アホっぽく、取ってつけたよう。






色々と絡ませて膨らませた脚本なんだろうけど、そんなとこはシンプルにして、アイナと家族と松村北斗の話で良いと思うけど。






ただ、アイナの過去絡みのシーンや松村北斗とのシーンは全て良くて、やはり深く清らかな愛情ってのはグッとくる。






音楽活動があまり発展しないのは現実感なのかな?あんな安いフェスもどきやれないし、やらないぞ普通は(-_-)zzz






チョイ役のキャストもかなり豪華、村上虹郎に粗品、大塚愛、江口洋介、吉瀬美智子、奥名恵、石井竜也、松本まりかなどなど。





黒木華もさすが上手いです。




★★★★☆ 3.5。





アイナは思ったより体当たりだった…