王子から赤羽、昭和の残影散歩 | 写真小話

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私が撮影しながら散歩した備忘録的な記録

2023.03.16

赤羽にある都立桐ヶ丘団地が取り壊されているっぽい情報を聞きつけ、最後にちょっと目に焼き付けておきたいなと思って出かけてみた。

せっかくなので、王子からなんとなくそれっぽい所を散歩して向かう事にした。

王子駅、古い街なので、すでに昭和感あります。

駅近の役所のビルに上がって飛鳥山でも眺めてから歩くとするか。

あっ、長崎にある平和祈念像の小っちゃい版だ。

展望室からの眺め、すこぶる良いね、タダだし。

足元に飛鳥山が良く見える。

江戸時代から続く、桜の名所。

桜はまだ咲きそうにありません。

飛鳥山に登る短い、ケーブルカー、短い距離なので乗ったことないけど、なんかイイ!

役所のビルを降りて、石神井川方面へフラフラと進む。

都電荒川線、長閑なチンチン電車と思いきや、結構いつでも混んでます。

遊びで乗るなら、立ち見で風情を楽しむ感じ…

 

さっきのケーブルカー、やっぱり短いよなぁ。

でも楽しそう、足の不自由な人でも上にあがれるし。

ガードをくぐって滝野川方面へ

何書いてあんのか分かんねぇよ。

音無し親水公園、桜の頃はライトアップしていて結構綺麗なところ。

ここに蔦だらけの香ばしいアパートがあったのだけど、半分取り壊されてました。

ここも人の気配がないから、もうじき取り壊しかな。

路地の植木鉢に下町を感じてしまう。

正受院の鐘門、門に鐘が掛かっていて珍しい。

こういう形の門を見ると、片瀬江ノ島駅に似ているので、つい江ノ島を連想してしまう。

そして勝手に弁財天がいる気がしてしまう。

紅葉橋で石神井川を渡る。

桜の頃は綺麗なのでしょう。

川を渡って、東へ進み、稲荷坂より王子稲荷へ

立派な稲荷神社で階段を降りると下に幼稚園があり、ちょうど卒園式後のワラワラした状態で、よそ行き着の園児とご両親とが入り乱れて、オヤジは中を通り抜けにくい雰囲気でした。

そこからちょっと北へ進むと、今度は名主の滝公園っちゅうのがあったので、ちょいと見てみる。

池があって、鴨とか亀とかがいました。

滝があるみたいだけど、渇水していてありませんでした。

唯一ひとつだけ滝がありました。

公園を出てさらに北へ…

下町らしく細い路地がそこかしこにあったりします。

さらに北へ進むと高架をくぐり

高架の下が小さな公園になってました。

かつてここを通っていた軍用電車がここを通っており、後ろに移っているアーチがかつてはトンネルでそこを通るときにチンチンとベルを鳴らしていたので、ちんちん山公園と言う名になったのだそう。

ふうん

さらに北へ…

長閑な下町を通って東十条駅らへんで西へ進む。

下町商店街っぽくなり、そこにちょっと小高い神社発見!

これは富士山では…

富士神社とある、やっぱり富士山。

例によって、これに登ると富士山を登ったのと同じ御利益があるってヤツ。

この富士山の登山道は真っすぐだ!

まぁあっという間に頂上到着。

下山道は近代的な階段でした。

富士神社の裏手の道を進んで十条銀座商店街へ

肉やさんの前に行列が…

皆さんチキンボールという唐揚げみたいな物を買っているようでした。

有名みたい。

十条銀座は完全防雨の結構立派なアーケードで賑わっていました。

良いね、さすが都内だ。

商店街を抜けてさらに北へ、環七を渡ると純然たる住宅街を進むようになります。

それと小さな起伏が結構あって、短い坂を登り降りするのだけど、これらの小さな坂に、いちいち名前がついていたりします。

結構味わい深いね、その坂の由来が書いてあったりして楽しい。

上の画像の水車の坂からは道が整理されていて、まぁまぁ古そげな街だけど、ちょっとハイソな住宅街になってます、まぁちょっとした山の手といった感じか。

山の手を通り過ぎ、坂を下って赤羽自然観察公園にちょい立ち寄り

少し木々が芽吹きだしています。

早咲きの桜

自然観察公園から北へ少しで都営団地群へ到着

昭和感で有名な「桐ヶ丘中央商店街」

ん、たしかに昭和感あるけど、ほとんど閉まってるじゃん、シャッター街、さみしー

香ばしいたばこ屋さん

駄菓子屋チックなお店もありました。

ガキんちょがたかってました、そこだけは懐かしい雰囲気。

でもやっぱり寂しいゴーストタウンだ、みんな引っ越しちゃったのかね?

高齢化が進んで、都内の限界集落とか言われていたけど…

もう、だめなようか?

なんだか懐かしい雰囲気の街、自分がガキんちょの頃はこういう道にガキ共があふれて大騒ぎ!

カラーボールにプラのバットで野球やっていたり、鬼ごっこなのかなんなのか知らんけど走り回っている軍団がいたり、大人もいっぱい歩いていたし、車も容赦なく通ってたけどお構いなしに遊んでたなぁ。

そこから、人だけがいなくなった感じの街。

こういう事だよ、時代が通り過ぎてゆく、とっくに終わった時代の抜け殻だけが残っていたにすぎない。

それも、もうすぐ無くなって終わる。

然るべき街はどんなモンになるのだろうか。

わりと新しめの団地も建っているので、ああいうのが増えていくのだろうか。

北区とはいえ、都内なのでまだまだ人が移り住んで行くでしょう、このあたりも基本的に古い街なので、住んだら面白い所だと思う。

立ち退きがすすんで、抜け殻になった団地。

この先に古い団地群があるはずだけど…

すっかり取り壊されて、更地になってました。

きっと新しい団地ができるのでしょう。

その時は、此処はどんな人達が住んでどんな街になっているのでしょう。

散歩に来たくなる街になっていて欲しいものです。

鉄道の跡地に作った緑道を通って赤羽駅へ。

私も基本的に工業都市の下町育ちなので、赤羽みたいな街が肌になじみます。

京浜東北線沿線の街はやっぱりすきだなぁ。

この雑多感が良いね、気をつけなくちゃいけない所はあるけど、外れなければ居心地は良いと思う。

昔、相当飲んだくれて終電がなくなり、赤羽から白タクに相乗りして家まで帰った事があったけど、どうしてそうなったのか、誰と飲んでたのかさっぱり覚えてません、そんな赤羽。

ここらで、コーヒー飲んで帰りたかったけど、適当なコーヒー屋が無かったので、スズラン通り商店街のアーケードまで行ってコーヒー飲んで帰りました。

おしまい