品川宿界隈散歩 | 写真小話

写真小話

私が撮影しながら散歩した備忘録的な記録

2024.03.02

そういえば、品川ってあんまりまともに歩いたことないなー

私の品川感はJR駅の東側は昔からいつもガサガサ工事していて殺風景、西側が山の手になっていて高級ホテルが建っていて、たまーにメーカーの商品発表会とか展示会とかあったりして行くけど基本用事なし、そのまま西に向かうと五反田になってまたガサガサしだすっちゅうイメージ。

昔は新幹線も停まらなかったし、京浜東北線から山手線、京急への乗り換えだけの駅っちゅうイメージ、でも、京浜東北線⇔京急は子供のときから良く利用しましたよ。

まぁ個人的なイメージはそんなとこだけど、一応東海道の最初の宿場町だし、それなりの何かがあるかもね!で散歩に出掛けてみた。

京浜急行「北品川駅」に降り立つ。

JR品川駅の南側だけど北品川ってどういう事?と調べたら、JR品川駅は住所でいうと高輪で、この北品川駅は住所的にも北品川なのであった。

じゃノーマル品川はこの南かな? って言うとそうじゃなくて、北品川の南はいきなり南品川になっちゃうみたい、ノーマル品川はありませんでした。

まぁそんな北品川駅をくるりと回り込んで旧東海道を歩く事にする、品川宿感に期待したい。

品川の東側はこんな感じでいつも工事しているイメージ

なにか素敵なビルを建設してますねぇ、まぁ完成してもあんまり用事ないだろうけど…

都営北品川アパート、ド迫力です。

 

品川宿入り口の踏切

旧東海道の品川宿商店街は、まぁいい感じに品川宿の痕跡を保存されていて、楽しい商店街です。

一歩路地を曲がった所にある善福寺

品川宿より長い歴史があるそうです。

よこっちょのこれは関係なさそうだけど、なんかスゲーな。

旧東海道から東にそれて海を目指す。

大きな通りを挟んだ向かいに神社と公園がありました。

利田神社、ここに鯨塚があるというので見てみたい。

ここの神社の狛犬は子育て中みたい。

子狛犬がマリにじゃれていてかわいいな。

で鯨塚はどこ?

あったあった、鯨塚。

鯨を殺しまくった罪滅ぼしに建立したのかと、想像していたけど違っていて、江戸時代に暴風雨で東京湾に迷い込んで動けなくなっていたのを漁師が捕まえて、解体した後の供養塔だそうな…

最近だと大阪湾に鯨が迷い込んで、結局死んじゃった事があったばかりだから、想像つくなぁ。

公園には鯨のモニュメントがありました。

利田神社から船溜まりを通って天王洲へ向かう。

屋形船やら、小さい観光船やらが結構係留されてました。

さすが都内の屋形船屋さんは、儲かってるねぇ、ビルディング建てちゃってるし。

そして天王洲橋の袂から岸へ降りてみる。

天王洲セントラルタワー方面を望む

芝浦方面

運河では屋形船と観光船が行き来していました。

天王洲も見たし、海を離れて、品川神社でも行くか…

東品川の住宅街を通って、国道15号線沿いの品川神社を目指す。

この辺りも基本的には下町の風情があります。

まぁここからずっと南は横須賀まで、海に近いエリアは下町なんですけどね。

国道15号線(第一京浜)に出て少し北に進み、新馬場駅あたりに品川神社はある。

この神社には富士山があるんですよ。

正面の鳥居の左側のガレ山みたいなのが、富士山を模したもの。

江戸時代には富士山に登る事が一大クエストというか、巡礼というか、大冒険&巡礼だったので、多くのそこまで暇と金を突っ込めない庶民はこういう小さな富士山で我慢な訳です。

現代の何かと似てますよね、変わらないなぁ人のやることって…

そして、小さなお山を登ります。

小さいのでアッちゅうまに登れちゃいます、忙しい庶民の為だもの、そりゃそうだよね。

いやー小さくても富士山だよ、眺めが良いねぇ、おっと、京急の下に香ばしいラーメン屋があるじゃん、帰りに喰って行こう。

富士山山頂から品川神社の境内へ降りる。

結構賑やかな境内でした。

神社の石段をひたすら走って上り下りして鍛えているニーチャンがいて謎でした。

ここでやらなくても良くない?

さて、富士山も登ったし、今日はもう帰るかで、神社を後にし、さっき見つけたラーメン屋でラーメン喰って帰りました。

味はふううでした。

おしまい