武蔵野の風情を求めて野火止用水を歩く | 写真小話

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私が撮影しながら散歩した備忘録的な記録

2023.09.11

もうがっつり9月になったというのに依然として酷暑が続いている。

いつかほんとうに冬がやってくるんですよね?心配になってくる。

今回は新座にある野火止用水を歩いてみたいと思う。

新座には府中本町駅から武蔵野線に乗って向かう。

武蔵野線新座駅

駅のホームからは武蔵野の風情は感じられない。

普通の駅前

でも駅前にも野火止用水の案内板があり、新座市が野火止用水を一押ししているのが分かる。

駅近の大きいマンションがとても目立つ、大きい建物がそこに集中している感じ。

画像手前の青いネットはキウイ畑でもう収穫できそうなキウイがたくさん実ってました。

どこかで買えるのかな?

駅前の道を東へ進むとふるさと新座館ちゅう施設があって、その前の公園から野火止用水が始まっている。

そしていきなり川越街道を高架で越えていく…

川越街道、このあたりまで来ると空が少し大きく感じるね。

川越街道を過ぎると住宅街の中を流れていく。

時折、用水に橋が架かっているので、用水を見ることができる。

思ったより細い流れ、田圃の引き込みくらいの水量。

モサモサと藪があったり、倉庫があったり、郊外の風景の中を流れていく。

 

野火止用水は途中に平林寺の境内の中を流れていくので、平林寺を迂回する。

途中に武蔵野の風情を感じさせる森があったりしました。

 

新座市役所の立派な建物、手前にサルスベリが咲いています。

サルスベリって真夏のくそ暑い中でも健気に咲いていて、癒しを通り越して偉いなぁと感じてしまいます。

ほんとうに暑い時はこれしか咲いていない感じだもん。

 

時折、

平林寺にも、時間があったら入ってみたかったけど、もう閉門していました。

残念。

平林寺を通りすぎた辺りで腹がへったので、野火止用水から離れて、山田うどんへ向かう。

山田うどんに行くために、関越自動車道路を渡る、ちょうどこのあたりは新座料金所を過ぎたあたり。

自動車で関越に乗る時は、長い環八の渋滞をすぎようやく練馬インターで関越にのって、料金所の渋滞を乗り越えようやくまともに走り出したばかりの地点になる。

上から眺めると感慨深いねぇ。

でも、この金網のすぐ裏は大きなトラックが頻繁に通り歩行者に厳しい環境。

山田うどんは埼玉中心のうどん屋チェーン、昔はもっと多かった気がしたけど、衰退したのかな?

最近はショッピングモールとかに入っているうどん屋はどこも讃岐風になっちゃって、関東風うどんが少なくなっちゃった。

讃岐風も美味いけど、やっぱり関東人は関東風うどんが喰いたいよ、そこらへんに生き残っている駅そばとか大事にしようよ、なくなっちゃくよ関東風のうどん屋。

まぁ、そんな訳で久しぶりに山田うどん食ったのだけど、すでに自分の歳がうどんセットをガツガツ喰う感じじゃなくなってしまったので、イマイチ楽しめ切れませんでした。

ヨレヨレと野火止用水に戻って先に進む。

辺りがだんだん暗くなってきました。

これは野火止用水の平林寺堀っちゅう支流みたいなヤツ

鬱蒼とした所を流れたり

畑の脇を流れたり

モサモサした藪を流れたりしていますが、歩道は整備されています。

小さな公園の所で平林寺堀が合流します。

場所を西に移してしつこく野火止用水の歩道を歩きます。

用水が車道の脇をながれるようになって暫く歩いた所で用水から離れて、住宅街を通り、東久留米駅でコーヒーを飲んで帰りました。

地味に疲れました。

こんど、玉川上水からの取水口から歩いてみようか…

おしまい