ハマ展からの横浜水道道とか久保山墓地とか散歩 | 写真小話

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私が撮影しながら散歩した備忘録的な記録

2022.11.05

私の父親がハマ展に絵を応募したらしい。

入選したら、展示されるのだけど、落選した場合、作品を持って帰らなくてはならないらしい。

で、その作品がたたき返される日(本日)あたりで手術するから、代わりに引きとりに行ってくれと、お願いされていたので、この日は空けておいた、結果この日までには退院していて、自分で引き取りに行くことにしたらしい、なんだよ。

そして、予定が空いてしまったし、せっかくなのでそのハマ展でも見て、その後どこかに散歩しようか…

とりあえず、JR桜木町駅

ハマ展は紅葉坂側だけど、日本丸でも見てから行きますかって事でみなとみらい側へ。

そういえばロープウェイができたけど、乗ることがあるだろうか、ワールドポーターズの方へ行っているけど歩いてすぐだしなー、せっかく作ったのだから、ベイブリッジのスカイウォークみたいな事にはならないで欲しいけど…

そういえば、最近、銀座でも横浜でも地方都市でも、どこでも、ちょっとした箱物に行くとユニクロとGUみたいな全国展開の店舗が必ず入っていてつまんねぇな~と良く思う、日本中どこに行っても同じじゃん!

せっかく皆さん、どこからか横浜まで遊びにやって来てるのに、地元のショッピングモールと同じ店舗が入ってたらつまんないでしょ!

まぁいいや…

桜の木が地味に紅葉していました。

日本丸は総帆展帆の準備をしていました、超手作業で大変そう。

定番なヤツ、まぁこんな感じ。

そして紅葉坂方面へ移動。

元東横線の跡地のガード下、かつてここにオフィシャルのストリートアートがビッチリ描かれていたけど、すっかり消えてただのつまらんガード下遺跡になりました。

ストリートアートって管理が大変なんだろうな、ならず者がその上から落書きしたりするだろうし…

紅葉坂下に香ばしいうどん屋があったので、そこでちょっとうどんを食って、紅葉坂へ

市民ギャラリーにてハマ展を見る。

親父の絵は入選しておりました、よかったな親父。

市民ギャラリーを出ると目の前に伊勢山皇大神宮がある。

ちょっと寄ってみたいけど、七五三の参拝客が多いので、変なオヤジがカメラもっているとそれだけで危ない人扱いなので、やめておく。

今日はソロオヤジの立ち寄る場所じゃないな。

野毛山公園へ行ってみるかな。

哀愁の後ろ姿、プカリとタバコをふかしてらっしゃいます。

最近こういう光景見なくなったなぁ~

実はここもタバコふかしちゃダメなんだろうけど…

タバコとかプラスティック問題もそうだけど、世の中ダメって決まった途端にマスコミとか世の中が急に鹿爪らしい顔してさも昔からの常識の様に喧伝し出すのが気に障る、それまでなーんにも言ってなかったし、やってなかったくせにね、だから正しい、もとい、良さそうな事なのになぜかインチキ臭く感じてしまう。

野毛山公園はちょびっと紅葉。

ついでに野毛山公園へ。

ここは無料の動物園で素晴らしいのだけど、みなさん子供連れorカップルなので、ソロのオヤジは肩身が狭い、、早々に退散である。

野毛山公園の小高い所には、水道用の揚水ポンプ場があります。

日本で最初の近代水道路だけあって、年季が入ってます。

この水道道は我が家の近くも通っており、やはり同じように年季の入ったポンプ場があります。

野毛山公園展望台に登ってみる。

う~ん

奥に首都高湾岸線鶴見つばさ橋が見える

辛うじてマリンタワーが見えます。

…全体的にあれな感じの景色ですな、夜景はきれいなのかも…

地味に紅葉しています。

野毛山公園を後にして、久保山墓地を目指す。

久保山坂から行けば良いのだけど、霞橋を通って行きます。

この下に市電が通っていた時に架けられた橋、関東大震災で壊れて2代目です。

今では市電はなくなり、下には県道の藤棚浦舟通りが走っております。

そして、久保山墓地が近づくとお寺が増えてくる。

谷中とまではいかないけど、ちょっとした寺町状態。

久保山墓地の歴史は結構古く1874年、近くの3寺のお寺の敷地を合わせて造成した墓地、その時に集合されたお墓と共に、お寺も集合したようです。

久保山霊場の横から、墓地に入ると…

なかなかな景色が見られます。

造成が古いのと、墓地に傾斜地が多い事が独特な景観を作っています。

久保山墓地からくねくねと細い道を降りていく。

目当ては大原隧道。

大原隧道北口。

大原隧道は関東大震災の復興事業で横浜水道局が水道管と一緒に作った歩行者用隧道。

関東大震災って近代って言っても感覚的に結構昔の大災害で、凄かったんだろうなー、地震って怖いよね!って学校でもさんざんやった気がするけど、やっぱり自分事化するのは難しいんですよね、それは今までの数々の禍(わざわい)を見ていると良く分かる。

過去の事って思っちゃうのはしょうがないし、まさか同じようなのが、来ちゃうなんてね。

でも来ちゃうんですよ、なんの前触れもなく。

また、来ちゃうんだろうな、でもそれにマジで備え続けていくのは結構なエネルギーと精神力が必要なんですよね。
 

隧道の中はまっすぐで長い歩道、雰囲気は川崎の千鳥町と扇島をむすんでる海底トンネルの歩道に似ている、まぁ向こうの方がはるかに長いけどね、まっすぐなトンネルに誰もいない所が似ている。

どちらも自転車は降りて通行してくださいってなっているのも一緒だけど、誰も守っていない所も似てますね。

大原隧道南口

大原隧道を出てすぐの階段を登って清水ヶ丘公園へ。

すっかり夕方になっちゃった。

かつて自動車用に建設されたのたのだろうけど、なぜか歩行者専用になっているナゾ道路を通り京急線の南太田駅へ。

おおう、南太田駅…

ちょっと不思議な場所である。

南太田駅前の喫茶店にてコーヒーをすすって帰りました。

おしまい