2022.11.12
私にゆかりの墓地が六浦と鎌倉にある、彼岸の墓参りとかは自動車を使用してはしごするのだけど、六浦から鎌倉間って地味に渋滞しており、なんなら家から六浦間もまぁまぁ渋滞しています、たいした距離でもないのにしんどいんですよね。
六浦から鎌倉へ歩いてはしごできれば、電車で行って散歩ついでに両方墓参する事ができる、なにより楽しい。
今回、その可能性を探りつつ、ルート確認もかねて散歩する。
上の画像、電車のドアに杖が挟まってます。
鎌倉駅に向かう為に、JR横須賀線に乗っていたのだけど、大船駅を出発するとき、ドアが閉まり始め、駆け込み乗車のタイミングで大柄な老人(おじいさん)が杖をつきながらやってきた。
その老人、閉まり始めるドアを見て憤慨している様子、身体能力的に駆け込みできる感じじゃないから、まぁ次に乗りなよって思ってみていたら、そのジーさん、憤慨おさまらず、杖で小突くように閉まり切る寸前のドアの隙間に杖を突っ込んじゃって、そのままドアが閉まってしまった(当たり前だよ)。
杖をはさんだまま走り出す電車、ジジイあぶねぇって!と思った瞬間ジーさん手を離してジジイはセーフ、しかし杖が飛び出したままで電車は加速していくので、このままではホームの先端の柵に杖が衝突して杖が折れ、最悪電車も小破しかねない。
見ていた乗客全員あわてて車掌に教えて、電車は急停車、一安心。
でも、電車は5分以上停車して杖を取り外し、ジーさんに渡してました、ジジイ詫びるでもなく素知らぬ感じでフワフワ立ち去って行っちゃった。
ちょっと!駅員さんちゃんと叱ってやってくださいよ、あのク〇ジジィ、、、ジーさん見たところ、それまでの人生、威張って生きてきたって雰囲気のジーさんだった、まぁ知らんけど…
私も頭が破壊されてあんなジジイになっちゃうんだろうか、それともこれまでの習慣で人に迷惑をかけない老人になれるのだろうか?ちと心配になってきた。
まぁ、ちょっと考えさせられる事があったけど無事鎌倉駅に到着。
人身事故とかでなくて良かった~
鎌倉駅東口
そこから段葛へ
段葛を撮りたいのだけど、入れ替わり立ち代わりで記念撮影の方がいらっしゃってかわす事が不可能なので、やむなく入っていただきました。
鶴岡八幡宮内を通って金沢街道へ
源氏池、夏の間繁っていたハスの枯葉はどうしたのだろう、すっかり無い所をみると刈り取って清掃したんだね、すごいね大変だね。
そして金沢街道を横浜(金沢区)方面へ歩く、この街道も頼朝の入所前からある古道で東西の連絡路として使われいたらしい。
金沢街道は自動車の往来が激しく、歩道もえらく細いので歩いていて不愉快な道である、なので、途中の大御堂橋を渡って脇道を報国寺近くまで歩く。
滑川もすっかり秋な雰囲気です。
報国寺手前で脇道から金沢街道に戻り、杉本寺に立ち寄る。
杉本寺も頼朝以前からあるお寺です。
杉本寺って言えば階段です。
脇に池があって、弁財天も祀られております。
そして杉本寺と言えばコケコケ階段。
季節のせいか、苔弱めです。
上から見るとこんな感じ、当然歩行禁止です。
本堂とツワブキ
五輪塔群
五輪塔とお地蔵さん六地蔵プラスワン
茅葺の山門は苔むしていて、良い雰囲気です。
杉本寺から十二所に向かうのだけど、地味に遠くて不愉快な金沢街道をテクテク歩く。
せっかくなので、十二所神社に立ち寄る。
ここまでくると、観光の人もだいぶ減って静かな雰囲気、時間が遅いってのもあるけどね。
神社の横に安置されている祠、左の祠が疱瘡神なんだって、疱瘡とは天然痘の事、人間と疫病の戦いは古より変わる事なしですな。
日暮れが迫る十二所
十二所神社から金沢街道を横切り、十二所果樹園へ
薄暗い細い道を十二所果樹園へ向かう、塀の向こうは産業廃棄物だろか?
十二所果樹園、果樹園といってもナシとかブドウとかじゃありません、栗とか梅とかです。
果樹園内にある展望にてパンを齧って一休み。
展望台なので、まぁまぁな眺めです。
そしていよいよ六浦に向かう。
鎌倉から六浦の霊園に行くのに都合が良い尾根にめぼしをつけていたのだけど、尾根の合流地点は米軍の敷地なので侵入不可でした。
柵もあるし、まぁまぁの藪です、でも赤布が巻いてあったので行くヤツがいるのかも、逮捕されるね。
目星が外れて違うルートで六浦を目指す。
なんちゅうか…一般的なハイキング道じゃない感あるね。
眺めの良い所から海が近くに見えます、もう、横浜市だしね。
ガサゴソっと車道に飛び出し、ちょっと歩くと六浦の千光寺に着く。
もう間もなく暗くなる所、トボトボと六浦駅へ歩いて京急に乗って帰りました。
おしまい

































