アジャン・ブラム「マインドフルな毎日へと導く108つの小話」
第99話 病気の時のアドバイス
マインドフルな毎日へと導く108つの小話
Amazon |
著者が僧侶になった2年目にツツガムシ病になった時の話である。
---あらすじ---
僧侶になった2年目にツツガムシ病になった著者は、
地元の僧侶専門病棟に収容された。
貧しい国の遅れた公共病院で衰弱していた著者は、
とても心細かった。
何日かした後で、師であるアジャン・チャーが見舞いに訪れた。
著者は感激したが、
「お前は、よくなるか、それとも死ぬだろう」
という師の言葉に愕然とした。
ところが、師が帰ってその言葉と向き合っているうちに、
ホッとした気持ちになり病は快方に向かった。
----------
篠田桃紅さんは若い頃に肺結核になった。
その絶望していた時に希望をもたらした言葉は、
女医さんの「治りますよ」という言葉だった。
アジャン・チャーの言葉もまた時宣にかなっていたのだろう。
マインドフルな心は、時宣を聴く。