アジャン・ブラム「マインドフルな毎日へと導く108つの小話」
第42話 トラック一杯の糞
マインドフルな毎日へと導く108つの小話
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家の前に放置されたトラック一杯の糞をどうするかという喩え話である。
---あらすじ---
家に帰るとドアの前にトラック一杯の糞が放置されていた。
対処法の一つはいつもどこかに持っていくことである。
周りの人々は離れていき、
糞はますます悪臭を放つばかりである。
もう一つの対処法はコツコツと裏庭に埋め続けることである。
問題を少しずつ解決していくのである。
裏庭にはいづれ、花々が咲き乱れる日がくるだろう。
この「糞」とは何かと言えば、もちろん、ネガティブな感情や怒りである。
「糞を埋める」とは人生に起こる悲劇を受け入れることである。
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著者は、こうして自分の心の悲しみや痛みの解決にコツコツと取り組んだ人が、
優れた指導者になれる人なのではないかと言っている。
この第42話については、本文をお読みいただくことを推奨したい。
マインドフルな心は、時間はかかっても悲劇を受け入れる。