難事件カフェ
似鳥鶏 著
光文社文庫
2019年5月に読んだ「パティシェの秘密推理 お召し上がりは容疑者」を改題して、加筆修正された作品です。文庫化するときに「改題」することって よくありますね...そして 読んだ作品なのに買ってしまうことって、よくありますよね...。
帯、裏表紙に書かれた説明
最新刊 この兄弟最強コンビ!
奇蹟が起きる喫茶店へ、ようこそ。
あなたを笑顔にするために。名探偵の兄弟と甘いスイーツが、悩めるお客様をお待ちしています。
極上の謎を召し上がれ!
喫茶店には事件が似合う!?
4つのスイーツが事件を彩ります。
▶ヴィクトリアン・サンドウィッチケーキ
▶スフレ・ショー
▶桃のタルト・タタン
▶和栗のモンブラン
難事件カフェ
洋菓子が美味しい喫茶店プリエールは、店主の兄・季(みのる)と、元警官でパティシェ役の弟・智(さとる)が切り盛りする隠れ家的お店だ。優秀な警官だった智を連れ戻そうと店に詰めかけるのは、県警秘書室の直ちゃん。彼女が持ち込む未解決事件を、兄弟で捜査することになってーーー。四つの奇妙な殺人事件を、名探偵の兄弟の絆と甘いケーキが解決に導く。ほろ苦く切ない傑作ミステリー。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200511/17/booklog2019/9f/9e/j/o0200020014757207393.jpg?caw=800)
レビュー
一年ぶりに再読すると、結構、設定とか謎とか 忘れてますね。
人間が持っている最大の能力『The 忘却』
記憶が薄れている効果もあり、ミステリー 楽しめました。
4つの短編で、何となく事件とか設定は覚えているのに、謎の部分をすっかり忘れてて。
そして 最後の短編では 涙目になるっという...1年前もそうだったような。