Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である
クリスティーン・ポラス 著
東洋経済新報社
Think CIVILITY(シンク シビリティ) 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である
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クリスティーン・ポラス
東洋経済新報社
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電車の広告や、各種Webサイトの書評、ビジネス雑誌などで 高評価なので、読んでみました。2019年7月に翻訳・刊行されたビジネス書です。
帯に書かれた説明
一流のエリートほど、なぜ不機嫌にならないのか?
ビジネスに効く!人間関係も良くなる!
社内「処世術」の秘訣
礼節メールの極意
危険人物の見抜き方
怒りを鎮めるコツ
「職場の無礼さ」の研究、20年の集大成!
全米で話題「礼節の科学」、日本初上陸!
絶賛の声、続々!
まさに最高のタイミングで書かれた最高の本だ。すべての人にとっての必読書。
(ダニエル・H・ピンク「モチベーション3.0」著者)
読んでいて引き込まれる。ちょっとした言動が、いかに人間関係全体に大きな影響を及ぼすかがわかる。
(ラズロ・ボック「ワーク・ルールズ!」著者)
これほど質が高く、有用で、しかも心に強く訴えかけてくるビジネス書は、ここ何年か読んだことがない。
(ロバート・I・サットン「あなたの職場のイヤな奴」著者)
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書評
4部構成で、部タイトルと内容は、以下の通りです。
第1部 なぜ礼節のある人は得をするのか
→ 無礼な態度とはどういうものか、無礼な態度がいかに損害をもたらすか
第2部 あなたの礼節を高めるメソッド
→ 他人にどういう態度で接するべきか、仕事で成功を収め、強い影響力を持った人になるにはどうすればよいか
第3部 礼節ある会社になる4つのステップ
→ 会社の礼節を高める方法(採用、コーチング、評価システム、無礼な人との向き合い方)
第4部 無礼な人に狙われた場合の対処法
→ 無礼な人と働くことになった場合にどのように対処すべきか
「本のタイトル」から、だいたいの内容は想像できると思いますが、「礼節」が重要という本です。
パワーハラスメントをする礼節がない(=無礼)な上司は、部下のやる気をそぎ落として、部下が仕事に本気を出さなくなり、組織の生産性は低下する。
「部下の仕事をサポート・賞賛して、部下のやる気や所属意識を高める」ような 礼節がある上司は、組織の生産を高めて、上司自身は出世する。
・・・当たり前のことが書かれています。何だろ...アメリカでは それを題材にしてビジネス書が売れるぐらい「礼節に疎い」のでしょうか?
日本人が書いた「礼節」に関するビジネス書なら、もっと高次元・高潔な内容や宗教的な内容に 発展していくのですが。この本は、戦術的なお話し(処世術、メール文面、危険人物の見抜き方、アンガーマネジメントなど)に発展していきます。
人事担当者、無礼な人が職場にいて対処法が解らずに困っている人には おすすめの本です。
2019年に読んだ本: MY BEST 5
1. 本と鍵の季節(米澤穂信 著)
2. フーガはユーガ(伊坂幸太郎 著)
3. 星の降る家のローレン(北川恵海 著)
4. 叙述トリック短編集(似鳥鶏 著)
5. 1分で話せ(伊藤羊一 著)
1. 本と鍵の季節(米澤穂信 著)
2. フーガはユーガ(伊坂幸太郎 著)
3. 星の降る家のローレン(北川恵海 著)
4. 叙述トリック短編集(似鳥鶏 著)
5. 1分で話せ(伊藤羊一 著)