オレオレの巣窟
志賀晃 著
幻冬舎文庫
オレオレの巣窟 (幻冬舎文庫)
posted with amazlet at 19.09.01
志駕 晃
幻冬舎 (2019-08-06)
売り上げランキング: 65,200
幻冬舎 (2019-08-06)
売り上げランキング: 65,200
「スマホを落としただけなのに」の著者・志賀晃さんが書かれた犯罪小説。2019年8月に文庫化された作品です。
表紙、裏表紙、帯に書かれた説明
あなたも、きっと騙される
詐欺師達の饗宴。
出し抜くのは誰だ?
スリル満点!痛快エンタメ。
オレオレ詐欺で裕福な生活を送る平田は、奨学金の返済に苦しむ真奈美と出会い、惹かれ合う。
堅気の世界へ戻ろうとする平田だが、一度入った裏社会は沼のように彼を飲み込み放さない。
イケメン結婚詐欺師・竹崎と不細工な出逢い系のサクラ・貴美子も加わり、現代社会に蔓延る詐欺師達の騙し合いの饗宴、ここに開幕。
出し抜くのは誰だ?
▷ 金運のご利益がある神社
▷ 奇門遁甲 現在の吉凶方位
▷ 風水 吉凶方位表示
▷ 菜根譚で処世術を学ぶ
▷ 論語で「生きるために必要な言葉」を知る
▷ SharePointで情報を共有する
▷ OneNoteでデジタルメモをとる
▷ 奇門遁甲 現在の吉凶方位
▷ 風水 吉凶方位表示
▷ 菜根譚で処世術を学ぶ
▷ 論語で「生きるために必要な言葉」を知る
▷ SharePointで情報を共有する
▷ OneNoteでデジタルメモをとる
書評
新しい手口のオレオレ詐欺、奨学金が返済できなくなりデリヘルで働くことになった女性アパレル店員、出会い系サイトのサクラ、結婚詐欺師の男...ニュースになるような「新しい手口の詐欺」が満載で、勉強に(?)なります。
いくら事情を説明されても「詐欺師は詐欺師」なので、感情移入や同情などは 一切感じませんが...お話しとしては、よく出来ている感じですね。そして、1日で一気読みするぐらいの読みやすさ。淀みない文章と ストーリーテリングはさすがって感じ。
もっと終盤で どんでん返しとかがあれば、☆5つになったかもしれませんが、すんなりと あっさりと 予想通りの結末で ちょっと残念。
2019年に読んだ本: MY BEST 5
1. 本と鍵の季節(米澤穂信 著)
2. フーガはユーガ(伊坂幸太郎 著)
3. 星の降る家のローレン(北川恵海 著)
4. 叙述トリック短編集(似鳥鶏 著)
5. 1分で話せ(伊藤羊一 著)
1. 本と鍵の季節(米澤穂信 著)
2. フーガはユーガ(伊坂幸太郎 著)
3. 星の降る家のローレン(北川恵海 著)
4. 叙述トリック短編集(似鳥鶏 著)
5. 1分で話せ(伊藤羊一 著)