第41回エプソムC レーベンスティール | 吉岡の戯言

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第41回エプソムCは、レーベンスティールが優勝しましたが、59Kを背負って勝った馬はレース史上初で、別定戦になってからは58Kで勝った馬もいません。グレード制導入前の85年に、ハンデ戦時代にスズマッハが58Kで勝っているだけです。競馬ブック・当日版の本紙の見解で、『別定戦のエプソムCで58キロ以上は(0.3.1.18)。59Kのレーベンスティール、長休明けで58Kのヴェルトライゼンデは割引が必要』と書いたのは、過去に学んだ予想のコンセプトでした。実際、東京芝1800mの重賞を59Kで勝った馬は、私が競馬を覚えてから過去に6頭しかおらず、すべて毎日王冠の勝ち馬ですが、古い順にカツラギエース、オグリキャップ、ダイタクヘリオス、バブルガムフェロー、サイレンススズカ、グラスワンダーです。私はこの6頭の名馬をレーベンスティールとイコールで結びつけることができませんでした。その慧眼があれば、データ≦ポテンシャルの年という結論を導き出せたかもしれません。秋の天皇賞は当確級でしょう。