吉岡の戯言

吉岡の戯言

吉岡の戯言です。

2024年のラジオ日本賞は、アウトレンジが優勝しましたが、父レガーロは非常にレアな種牡馬で、同産駒は、アウトレンジただ1頭しかいません。レガーロは16年レパードS3着馬で、2勝の競走成績に特筆すべきものはありませんが、改めて血統表を眺めてみると、驚嘆せざるを得ません。エーピーインディ(父シアトルスルー、母の母ラッシーディア)とチャーミングラッシー(父シアトルスルー、母ラッシーディア)の2×3の強烈なクロスがあり、種牡馬として大成する要素(個性的で大胆な近親交配)を持っています。アウトレンジの配合的な特徴は、キングマンボ4×3のクロスですが、キングマンボ系が直仔キングカメハメハを通じて亜流として発展しているのに対し、キングマンボ~レモンドロップキッド~アポロキングダムの傍流も軽視はできません。レモンドロップキッドとキングカメハメハの両方の血を持つアウトレンジは、キズナ産駒の半兄ハピ以上の活躍が期待できるかもしれません。今後の動向に注目している私の特注馬です。