読書日記PNU屋 -4ページ目

2021年8月の読書

8月は怒涛の16連勤と、フリーランスをいいことに働きまくりの日々だった。税金がマジ高いので働かなければ払えない。だが、働けば税金はより高くなる。もう、どーすりゃいいのだ。


カキ氷活字本 14冊。冊数落ち込み中。カラダが疲れると、アタマも疲れて本が読めん。


医師が教える新型コロナワクチンの正体

奥羽怪談

拝み屋奇譚 災い百物語

拝み屋備忘録 怪談 火だるま乙女

怪談和尚の京都怪奇譚 幽冥の門篇

怪談狩り 黒いバス

救急車が来なくなる日

虚実医療 -除霊整体師 禁忌のカルテ

コロナ自粛の大罪

シェフたちのコロナ禍

「超」怖い話 辛

どうしても頑張れない人たち

75歳までに身につけたいシニアのための7つの睡眠習慣

まいにちタマゴ


祭マンガ 38冊。月の半分も家にいないので、こちらも冊数減少気味。


推しは目覚めないダンナ様です

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった 1(再読)

おれん家フォークロア 2

カルラ舞う!宿儺を殺した神 2

今日もブブはからまわり!

今日もゆるっとがんばった

ザ・ファブル 1-22(再)

十字架のろくにん 1-3

夫婦を続ける自信がない

ふつつかな悪女ではございますが 1

ボクんち事故物件 3軒目

MAO マオ 9

マタしてもクロでした

八雲立つ 灼 5

レイジング・ヘル 05

響洋平ほか「現代怪談 地獄めぐり 羅刹」

「現代怪談 地獄めぐり」シリーズ最新作のサブタイトルは「羅刹」(☆)。
 メディアミックス活動されている作家陣を集めたアンソロジーで、著者を入れ替えながら第四弾となった。

 私的お気に入りを下記に。

響洋平/濃霧 なんとも切ない…。

村上ロック/誕生日 不安の盛り上がりが素敵!

シークエンスはやとも/守護霊 オチはうすうす予想できてしまうのだけど、王道ならではの小気味良さあり。

徳光正行/音・音 不条理極まる!

牛抱せん夏/そうして、優しく殺されていくのだろうか…。

(☆)不肖わたくしも、このシリーズ第三弾に参加させて頂いてるので、ついでにどうぞよろしくお願いします。

朱雀門出「第六脳釘怪談」

 実は、いまスマホのメモ帳から感想をコピペしようとしたのだけれど、何度くり返してもコピーできないので(昨日まではフツーに出来ていたのに!)怪異じゃーと思いつつ、苦し紛れにメモ帳のスクショを貼る羽目に。

 ほんと、これも一つの怪異かな。



しのはら史絵ほか「趣魅怪談」



 趣味にまつわる怪談を四人の著者が紡いでゆく。
 やはり、異常な趣味と人怖が混ざり合う話に良質な恐怖を覚えた。

 霊もかつては人だったなら、サイコ的な人怖と心霊のどちらが怖いかというのは、卵が先かニワトリが先かの如き、答えが出ない命題なのかもしれない。

 印象的だった話を下記に。

育児放棄 そんなに嫌わなくともと思うが、実物は耐えられないほど不気味なのだろうか。

友の変貌 変態、人怖と思わせておいて…のドンデンがいかしてる。

理想郷に捧ぐ 世知辛い世の中、ある意味そちらの方が幸せかも…。

その他の危険 王道だけに刺さる怪談!

湧き続ける場所 なんとも不気味に、ねっとりと纏い付く空気がいとをかし。

究極のコレクション ストレートに人怖!!

松村進吉・深澤夜「「超」怖い話 辛」


 ベテランの筆にのせられて、日常から異界へシームレスにスリップダウンさせられる一冊。
 後半はミステリー風味が濃く、人物の心情に寄り添う筆致がエモかった。

 私的お気に入りを下記に。

娘の友達 そんな景色が見え続ける日常とはいかばかりか、驚嘆する内容だ。

針金 元・中のヒトだったのだろうか…おぞましい。

つまみ子 じっとりと、肌に絡みつく怖さ。

夜釣り 嫌にふわふわとした感覚が新鮮。

見えない 案内されてゆくにつれ、緊迫感が。ちらちらと覗く、禍々しき異界が恐ろしい。