松村進吉・深澤夜「「超」怖い話 辛」 | 読書日記PNU屋
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松村進吉・深澤夜「「超」怖い話 辛」
「超」怖い話 辛 (竹書房怪談文庫 HO 506)
Amazon(アマゾン)
748〜2,169円
ベテランの筆にのせられて、日常から異界へシームレスにスリップダウンさせられる一冊。
後半はミステリー風味が濃く、人物の心情に寄り添う筆致がエモかった。
私的お気に入りを下記に。
娘の友達 そんな景色が見え続ける日常とはいかばかりか、驚嘆する内容だ。
針金 元・中のヒトだったのだろうか…おぞましい。
つまみ子 じっとりと、肌に絡みつく怖さ。
夜釣り 嫌にふわふわとした感覚が新鮮。
見えない 案内されてゆくにつれ、緊迫感が。ちらちらと覗く、禍々しき異界が恐ろしい。
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