自分の顔を動画で見たりすることが
とっても苦痛な私でした。
鏡とかは、平気なんですが
動いてしゃべってる自分を画面を通して見るなんて
何の拷問ですか!?!?
っていうくらいきついです。
なので、動画を撮ってみて見直して(ここまではだいぶ平気になりました)
upしたんですが
その日の夜とかに
やっぱり消したい!
明日消してしまおうか!?
という気持ちが渦巻いて大変でした。
その気持ちを落ち着かせてくれたのが
友達からの『動画見たよ』という応援のLINEでした。
そして動画を発信してから
この秋に開催する場面緘黙症経験談お話会に参加したいですという問い合わせがあったり
場面緘黙症のお子さんをもったお母さんに動画を紹介したいからLINE@を教えてもいいですか?と問い合わせがあったりしました。
(LINE@は、自由にご紹介下さいね。最後にLINE@のリンクを貼っておきます。)
そういったお声で
動画を出して良かったと思いました。
自分がとっても苦手な事にチャレンジしています。
苦手で恥ずかしいし、穴があったら入りたいと思う心境になるので何度も消したいという衝動と戦っていましたが、みなさんの声で救われています。
また動画撮ってみようという気持ちにさせてもらえます。
本当に本当にありがとうございます。
もしかすると
この恥ずかしさや苦悩を例えるなら
緘黙症の症状の
自分の声や話す姿を見られる怖さと同じかもしれません。
ということは、動画を撮ることに慣れてきたら
私は、話す姿を見られる辛さを克服したということになります。
動画を撮る動機は、必要な方に必要な情報や知識を伝えて楽になってもらいたいという思いのみですが
その裏側に自分へのチャレンジもこんな形で含まれています。
けっこう大きなチャレンジです。
緘黙症の症状の克服も含まれています。
これは、このブログを書いていて気づいてしまいました。
まだ怖さがあるので動画は、限定公開にしていて
このブログかFacebookかLINE@を見てくださっている方しか見ることができません。
そのうち慣れてきたら普通に公開したいです。
その方がもっと必要な方に伝わるので。
こんなに不器用で葛藤しながら一つ一つ越えていく姿もリアルに伝えていきながら
同じ気質の人に『こんなに敏感で不器用な人が頑張ってやれてるんだから私もできないと思っていたことにチャレンジできるかも!』という希望を感じてもらえたらいいなと思っています。
この動画撮影には、沢山の想いを込めています。
そして、きついなという思いだけではなくて
動画を撮ることに楽しみやワクワクも感じています。
やっと自分の口で思ったことを伝えられる
数年間、ずっとやりたかったことがようやくできる喜びをかみしめています。
恥ずかしさ、怖さ、やめてしまいたいと思う葛藤、喜び、感動、ワクワク
いろんな感情が交差しています。
本当に辛いなと思う時がくれば辞めるかもしれませんが、今はできたら続けていきたいという思いが強いです。
弱さがある私ですが
自分の人生を受け入れて、腹を決めることができるようになったので
弱いけど強い自分になりました。
本当の強さとは、自分の強さと弱さを受け入れられる人だと思うのです。
弱さを感じたら、その弱さと向き合い
自分ができると思ったら、思いきってジャンプしてやってみる。
怖いよーっていう思いを抱えながら
行動していくのです。
それができる人は、強さをもっている人だと感じています。
そして自分の強さ(強みや得意なこと)もちゃんと受け入れていて『自分ってこんなとこが凄いんだよね』って思えている人。
自分の強さを受け入れることができない人もいます。
過去の私もそうでした。
自分の強さと弱さの両方を知っていて
受け入れられている。
これって最強だと思います(^^)
この写メも第一歩。
私は、この辛さから抜け出すことができるのだろうか?
敏感すぎる気質をもっていて、人から見られる恐怖から抜け出すことができるのだろうか?
顔を出すことで傷つくことがあるかもしれない。
嫌な思いもするかもしれない。
でもやってみようって決めたから。
この決断の先に何が待っているのか分からないけど
どんな結果になっても大切なものを得られると信じています。
恐怖と共に大きすぎる一歩を踏み出して
不安でいっぱいですが
せっかく生まれてきたのだから
敏感なことが辛いだけで終わらせたくないのです。
私にしかできないことをしていく覚悟をしました。
この記事を見てくださっている方も
私の一歩を見て、今かも!と感じた方がいたら
一緒に踏み出しませんか?
自分にしかできないことをすることで
誰かの心に灯りをともすことができる。