私が一番楽しんでいる | 想いが伝わる本を書くブログ

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武蔵野デジタル出版社長の牛田肇がモーモーするブログです♪

「本を楽しむ人の会」を始めて2カ月ぐらい。

本を通じて人と人のつながりが作れないかと思い、

色々を企画を立てて、行ってみた。

やってみて感じたのは、

人が動くのは主催の私の動き次第なんだな

ということ。

お客様の企画への興味も影響するけど、

足を運んでくれるのは、企画だけではない。

一番反響があったのは、私が一番恥ずかしいと

感じていた公募小説の落選。

「落選作品を評したい」と声をかけていただいた。

正直、迷いました。

落選作品に時間を使う価値があるのだろうか?

結局、お客様のご意思に任せる形で、

「公募小説落選反省会」を開きました。

参加されたのは、普段お声がけしても来られない方が

多いように感じました。

そして、読み合わせ。感想。

一人一人の言葉が、石つぶてのようで、

バチンバチンあたる感じ。

石つぶては全員の感想が終えるまで止まらなかった。

私の顔は、真っ赤っかに腫れていたでしょう。

覚悟はしていましたが、打たれ強い私でも、

心折れそうになるほどでした。

自分の弱い所を突かれるのはつらいです。

ただ、落選しているので、私の気持ちも謙虚になり、

指摘されていることを素直に聞いている私自身に

少し驚きました。

「説教は、一番へこんでいる時が効果的」

なようです(笑)。

なぜ参加されたみなさんはこれほどまでに容赦なく

言ってくれたのでしょうか?

それは、私が参加されたみなさんに認められたから

なのかもしれません。物を書くに関しては、

私はプロでもなく実績もありません。

参加された皆さんの方が造詣が深いでしょう。

今回、私が公募小説に応募したことで

「しょうがねえな」

と重い腰を上げてくれたようにも感じます。

だから、厳しい言葉もそのまま投げてくれた。

言っても大丈夫だと思ってくれたからでしょう。

さすがに、当日はへこんでいましたが、

次の日の朝には立ち直っていました。

そして、かけ替えのない時間を共有できたことに

感謝しました。

「本を楽しむ人の会」は、

そういった気持ちの通じ合う場を、

求めていたと思います。

気持ちが通じ合う場だからこそ、

そこから生まれるものがある。

そのために何をすべきかが、

あらためて分かった気がします。

どんどん未開のジャングルへ入っていく。

楽しみながら。

みなさんと、もっと多くのことが

発見できるといいなと思います。

 

via 本を楽しむ人の会
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