一建築家の眼差し | 想いが伝わる本を書くブログ

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武蔵野デジタル出版社長の牛田肇がモーモーするブログです♪

建築家はあこがれの職業でした。
中学の時、ル・コルビュジエを知り、建築デザインってかっこいいなと思いました。ただ頭がついていけず気持ちだけで終わりましたが(^^;)。私にとって建築家は特別な存在です。

 

今回、その建築家の一人である、一級建築士山本富士雄氏が、随筆集「一建築家の眼差し」を出版いたしました。
山本氏は82歳の建築家、吉祥寺の街づくりにも尽力され、さらに声楽、古民家鑑定、気功、風水など広い活動も行いながら、現在も様々な建築デザインを創りだしています。

今回の随筆は、「一建築家」と前置きをしていますが、60年近く一つの職業を貫いた職人の選んだ言葉の背景には、常に「プロフェッション」があり、他の仕事にも通じる普遍性や生き方を感じさせてくれます。

 

「39歳の時、同級生の父親の家の設計で『家相も知らんのか』と一喝されました。そして、家相風水を学び、四柱推命に師事し、どうやらものにしました。『出羽桃道』と名乗っています」(本書P285より編集抜粋)

 

一途な建築家に見えて、実は柔軟。いや、ただの真面目者なのか。プロフェッションとは何なのか?本書には様々なジャンルについてそのヒントが埋め込まれています。

 

建築の専門書ではありません。一建築家から見た、社会、住まい、環境、技術などの世間の話です。専門家ならではの目の付け所(眼差し)もあり、とても興味深い内容になっています。楽しみながら、読んでいただけたらと思います。

 

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書籍「一建築家の眼差し」
著 建築家 山本富士雄
一級建築士、山本富士雄設計事務所 代表取締役
ISBN 978-4-434-24019-5
発売:星雲社 発行:博進堂 企画:武蔵野デジタル出版
四六判、カラー、ソフトカバー、290ページ
価格 1,944円(税込)
 

全国書店、amazonでご購入いただけます。

 

<公式ページ>
http://mdp-book.com/portfolio-items/1kentiku/
<アマゾン>
https://www.amazon.co.jp/dp/4434240196/

武蔵野デジタル出版 牛田
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