298円で利益が出るお弁当 | 想いが伝わる本を書くブログ

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武蔵野デジタル出版社長の牛田肇がモーモーするブログです♪

西友の298円のお弁当。
とても美味しくボリュームがあって、
コストパフォーマンスがとても高い。

いつも「これで利益出るのかな」
と思わせます。

そんなことを思いながら
トレーを眺めていたら、
とても工夫されていることが
分かりました。

一つは、「上げ底」
同じ量でも見た目のボリューム感が
全く異なる。

次に、上げ底の「深さの違い」
よく見ると仕切りごとに
上げ底の高さを変えています。
ご飯は、低めにして量多く。
おかず類は、高めして目立つように、
少ない量でもたくさんあるように
見えます。

最後に、「汁溜め」
お弁当には、汁や水滴が出ます。
逃げ口に、細く深い凹みを入れて、
汁溜めにしています。
しかも、流れやすいように、
傾斜までつけています。

これで、見た目も良く、
いつでも美味しく食べられるように
なっています。

平らなトレーよりも、
3割ぐらい少ない量で盛り付けも
できているのでは。

トレーを裏を見てみると、
エフピコというトレーの
トップメーカーの製品でした。

エフピコは、「利益を生むトレー」
のため、常に工夫と改良をしている
会社です(仕事の言葉でも紹介
バックナンバー534,535,536,920)
http://ushida.cocolog-nifty.com/blog/cat54568476/index.html

実際に製品を見てみると、
その努力は、
話さなくとも伝わるのを感じます。

これが仕事なんだなと思いました。

(武蔵野デジタル出版 牛田肇)