「甘くて美味しい焼きいもは
いかがでしょう?」
焼きいもは、甘いものですし、
どれもそこそこ美味しいものですから
奨められても欲しいとは思いません。
キャッチコピーは、一見
きれいなフレーズになっていても
効果的でないものもある。
コンサルタントの竹内謙礼氏は、
キャッチコピーづくりに対して
重要なポイントを挙げている。
1.オンリーワンの言葉を使う
「北海道直送の○○」
などは、他の商品に置き換えられる
キャッチコピー。この場合、
興味は引いても、購買までいかない。
オンリーワンの商品なら
オンリーワンの言葉を使うべき。
オンリーワンの言葉は現場から
生まれやすい。
2.商品説明のキャッチコピーは不要
「チェック模様の持ちやすいバッグ」
チェック模様は一目で分かる。
持ちやすいかは、体感すれば分かる。
キャッチコピーで商品を説明するのは
無駄。
商品を眺めながら考えると、
説明文になりがちである。
使っているところを想像しながら
考える。
(「売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方」竹内謙礼、日本経済新聞社)