掃除のできた、できていない基準 | 想いが伝わる本を書くブログ

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武蔵野デジタル出版社長の牛田肇がモーモーするブログです♪

ダスキン代理店の武蔵野では、
整理整頓や清掃を徹底している。

しかし、社員は一生懸命やるものの
「きれいでない」
場合もある。
本人にそれを伝えても納得いかないと
逆に不満を持たれてしまう。

その原因には、本人による主観的な
判断がある。

小山昇社長は、

「見せなければ分からない」

と、「きれいな現場」と
「きれいでない現場」
の違いを分かるように、
現場点検に社員を同行させ、
チェックも代行させるようにした。

すると、他の部署との違いが目に見え

「うちより掃除が行き届いている」
「自分では頑張っているつもり
だったが、まだまだなんだ」

と納得し、社員も変化していった。

一緒に現場を回り、
時と場所を共有することで
価値観が一致する。

地道だが、
強い会社をつくるのは、
一歩一歩の積み重ねである。

(日経トップリーダー 2015.12、社長はここで間違える、小山昇 武蔵野)