仏像販売のＭＯＲＩＴＡは、
中国の工房で、一体一体専門の職人の
手で仏像を製作している。
特にインテリアとしての仏像に
取り組み、外国人をターゲットに
販売を伸ばしている。
しかし、当初は手応えがなかった。
東京横田基地のイベントで販売しても
まるで手応えがなく、商機はない。
と判断するほどだった
ところが、フェイスブックで
香港や台湾に広告を出してみると、
日本以上に反応が良く、
瞬く間にファンが集まった。
これにより、外国人向けの販売を
本格化した。
都内７０カ所のホテルで、
外国人観光客向けのリーフレット
を配布した。
リーフレットでは、
不動明王を
「なぜ彼は怒っているのか」
と紹介。
「ＭＯＲＩＴＡの店舗（イＳム）
で少し勉強してから京都、奈良に
行ってみては」と店への来店を促す
「売らんかなではなく、
知的好奇心をくすぐる内容」
になっているのが来店に
つながっている
（日経トップリーダー 2015.1、東京五輪経済効果を狙え！、森田滋 ＭＯＲＩＡ）