認知症の義兄のことでビックリしたこと③ | オーストラリアひまつぶし人生

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アラカンの女がオーストラリアでヒマ人生活。大阪とパースを行ったり来たりする日々を過ごしています。
これは毎日に想うことをイラストを交えながらつづったブログです。


義兄の認知症に

関わるエピソード

シリーズ化しております。


1回目


2回目

3回目


さて

今日で締めくくりたい

ところですが、

どうなるでしょうか!?

出たとこ勝負








『資金がないから

介護施設には

入られない』

 に

びっくりした

BooBoo  

 



老齢介護施設は

終の住処であるから

費用は安くない。


なので

一般市民は

政府から支給される

老齢年金を資金にして

高齢者介護施設に

やっと入所できる。


当然義兄も

そうするかと

思ってたのに・・




「えっ!

老齢年金でも

ダメなの?」

と言ったら

 

「まだ年金支給申請

してないの」

義理姉。

 

「まさか、

こんなに早く

こんなことに

なるとは

思ってなかったから。」

 

 

 

 

 

そう、そうなんです。

今年74歳になる義理兄は

老齢年金を

申請してなかったんです。

 

オーストラリアでは

67歳から老齢年金を

受給する資格が

できるというのに。

 

 

 

またまたびっくりして

黙ってしまった

ワタシ達の前で

再び泣きだす義理姉。

 

 

 

彼女にとって

最愛の夫が

こんな状態になった

ショックから

まだ抜け出せて

いないようで

金銭的な問題は

ニの次のようでした。

 

 

 幸い

彼ら夫婦の一人娘(26歳)が

しっかりしていました。

 

幼稚園で先生をする彼女は 

率先して義姉のアシストを

くれていました。

 

政府や病院と連絡を取って

老齢年金の手続きの取り方を

調べてくれたようです。

 

 

 

 

彼女いわく

認知症になった人は

自分で老齢年金の申請が

できないため、

代理申請が必要となり

「委任状」が

必要になるそうです。

 

 

委任状作成だけに

弁護士・政府の役人・

病院の医師やケアマネなど

いろいろな人とアポを取って

必要書類もいろいろ

増えるようです。

 

 

健康であった67歳の時点で

義兄が年金申請さえ

していれば

煩雑な手続きも避けることが

できたのに、とふと思ったのも

事実ですが、

 



 

老齢年金の件は

姪っ子に

任せておくことに

しました。


 

とりあえず

『家に独りでいたくない』と

繰り返しながら泣く

義理姉のことが心配でした。

 

 

元々陽気な性格の彼女が

別人のように

窶れてたのですから。

 


仕事から帰って来て

誰もいない家で

何も食べずに泣いて

過ごしているのでしょう



それじゃ

義姉のメンタルが

崩壊するのは

目に見えています。



 ボーイフレンドと

借家で暮らす姪に、

 

なんとかして

ボーイフレンドごと

実家に戻って

お母さんと一緒に

3人で住みなさい!

 

うるさい叔母ぶりを

発揮して

意見してきました(笑)

 

 

結局

まるおじさんとBooBooに

出来ることは

病院にいる義兄に

頻繁に会いに行ったり、

義姉の話し相手になる

ことしか

ないようです。

 

 

それにしても

今回のことで

つくづく思ったのは 

 

 

年金や給付金は

申請できるものは

率先して

申請しておくべき。

 

 

もちろん支給対象外に

なるものは仕方が無いですが、

そうでなければ

『後ですればいい、

と思ってた』

なんて義兄夫婦みたいに

悠長に構えずに

遠慮せず

申請するべきです。

 

 

未来に

何が起こるか

わかりませんから、ね?

 

 

BooBooも

その年齢に達したら

遠慮なく

老齢年金を

申請するつもりです。