バーター | ムズカシイことぬき!

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昔から仕事でこの言葉を使います。

「バーターで」
「バーターやな」
「それでバーター」

業界用語なのかな、「物々交換」とか「交換条件」って意味です。それで貸し借り無しね、のような感じ。

例えば、本来は3万円の品物代金がかかるんだけど、それが広告宣伝として3万円の価値がある販促プロモーションになれのであれば、バーターでね、のような。単純にお金ではやり取りしない「交換条件」ですね。価値と価値の交換。

もちろん、正確な価値の交換など難しく、双方がほぼほぼイーブンになる条件も難しく、いつもざっくり勘定になります。気付けばこちら側がお得だったり、逆に損したり、そこは条件交渉(ネゴシエーション)の上手さや、取引の上下関係など、様々ですね。

もちろん、互いに思った通りの期待する価値に満たない時は、貸し借りの関係が残り、次回のお取引でまた調整しましょうね、なんてこともあります。

芸能界とかで言う「バーター」は、大手事務所が「看板俳優」「看板女優」を出演させる代わりに売出し中の「新人」をバーターでゴリ押しで起用させることがあるみたいですね。なので「バーター」って言葉自体は、あまりよくないイメージがあるかも知れません(笑)

なんにしろ、このバーターってやつは「交渉力」(ネゴシエーション・スキル)が必要です。それが上手くないと、不利な条件だけを飲まされたり、こちらの意図する効果が得られなかったりしますからね。口の上手いヤツが必要です。また普段から人脈を持っていたりすると、けっこうたくさんのバーターがつながります。これもその人が固有でもっているスキルだと思います。

交渉力、交渉人(ネゴシエーター)ってすごく重要なスキルであったり、重要なポジションですね。


ガンバろうっと。